高齢者の熱中症の後遺症は脳に障害が残ったり吐き気や下痢もあるの?

スポンサーリンク

 

暑さが原因となって、熱中症は引き起こされる病気です。

高齢者の場合には、全身に影響が出るという可能性も高いと言われています。
そして重大な後遺症が対応の遅れで残ることがありますので、早めに救急搬送する必要があります。

では、高齢者の熱中症での後遺症で、脳への影響や吐き気や下痢などについてご説明します。

スポンサーリンク

高齢者が熱中症を起こしやすい原因

7aff1b7f8340a34120ea88c627356079_s

高齢者は、少し汗をかいも補給する水分が不足すると、もともとの体内の水分量が50%と少ないために脱水症状を起こしやすいのです。

また、食事の量も少なくなりがちで、食物などから摂取できる水分の量が減ってしまうことも関係しています。

さらに、汗や腎臓を調節している体の機能の低下や、いつも飲んでいる薬に利尿作用があると一層水分不足となります。

高齢者は、1日にできれば2000ml程度の水分を摂取する必要があるのですが、あまり喉の渇きに気づかないということも多く、どうしても水分不足となりやすいのです。

そのため脱水症状を熱中症で起こすと、重篤な状態になりやすく危険です。



スポンサーリンク


高齢者特有の熱中症の症状

048557411ac6bd00dd79f7d778cd17c3_s

高齢者の熱中症の症状では、返答がぼんやりとして的外れな回答をするということがあり、なんとなく元気がないという症状です。

認知症の症状と一見すると似ています。

発症するのは、気温がそれほど高くない4月や5月頃にも起こしやすく、湿度の高い日の発生が多いということです。

屋外よりも自宅などの室内で起こすことが非常に多いという特徴もあります。

発症すると脱水することで脳梗塞や肺炎、さらに多臓器不全なども起こす可能性が高く命に関わるような重篤な事態になる危険性もあります。

このように高齢者の方の場合には、熱中症になりやすいうえに、熱中症を一度発症するとどうしても重症化しやすいという傾向があります。

熱中症の脳に影響する頭痛

fd7e098b291d2c7c5c9b3e8c90d2dd53_s

熱中症になると頭痛がしばしば起こります。

というのも、汗を多量にかいて身体から水分が失われると脱水状態になり、身体の中の血液の量も少なくなるのが原因です。

このような血流量の低下で、重要な臓器に送られている血流が途絶えると、危険なことになります。

体中に栄養や酸素を血液は運ぶという大切な働きをしていますので、血流が途絶えると重大な臓器障害などをおこして命にもかかわってきます。

そして、血流量が低下すると人間の身体では、優先的に生命を維持するための脳や肝臓などの重要な臓器に血液を送るという選択をします。

熱中症で脱水状態になると、脳への血流を維持しようと脳の血管が拡張します。
血管が拡張すると、血管の周囲にある神経が圧迫されるために頭痛が起こるのです。

熱中症や脱水状態などの時に起こる頭痛というのは、拍動性と呼ばれるズキンズキンとした脈打つようなタイプの頭痛が多いのです。

これは、血液が血管の中を通過する場合に、特に神経が圧迫されることで起きます。

熱中症の脳の後遺症

63d5e3f06190b04a662faa559a564eb2_s

熱中症の症状では、頭痛や吐き気、嘔吐や腹痛、下痢、めまいなどが初期から中期にかけて起こります。

熱中症で怖いのは、脳がダメージを受けるということです。
熱中症の症状として脳内温度と、その継続時間というものが脳に影響を与えます。

脳内の温度が体温を超えて38℃になると、脳は機能低下を起こします。
そして、脳内の温度が39℃を超えると、脳の機能は停止をはじめてしまうのです。

さらに、脳神経細胞は40℃を超えると、死滅しはじめます。

熱中症でどの温度帯にどれくらいの時間脳がさらされたによって、症状のレベルは変わります。

重症化した場合には、意識障害や錯乱、全身のけいれんや昏睡などを引き起こすことがあります。
これは、視床下部という脳の奥の中枢にある部分がダメージを受けた結果です。

そして、重度の場合には、脳に後遺症が残ることになります。

視床下部の働きは自律神経を司る器官ということで、この部分がダメージを受けると副交感神経や交感神経の感覚やバランスが鈍くなります。

そのために瞬発性や俊敏性などの反応力も低下します。

熱中症の吐き気や嘔吐、下痢

5c0392957aadda120226c74b437e1a34_s

熱中症では、高齢者によく吐き気や嘔吐、下痢がみられますが、これは先述しました激しい頭痛などと関係して起きるものです。

熱中症で脱水状態になった場合には、消化器の機能にも異常をきたすためです。

熱中症での嘔吐や吐き気がみられるような場合には、一見元気なように見えても病院で受診をしてください。

熱中症を改善するために

6669344a58e2a5b73278f19cf8f72088_s

熱中症になった場合の応急処置としては、まず涼しい場所で安静にさせます。
そして、脇の下や首などの太い血管のある部分を冷却して、電解質のものと水分とを補給します。

電解質や水分を補給できものとしてスポーツドリンクを半分程度に薄めた物がよいのですが、少量の食塩と水を摂るのでも構いません。

注意したい点は、消化器に冷たすぎる飲み物などは、かえって負担をかけることになり嘔吐もしやすくなります。

できるだけ常温で飲ませる事が大切です。

また、飲ませる場合には最初はスプーンで1杯ずつ程度の少量を与えます。
一気に飲ませると、どうしても嘔吐や吐き気が起きやすくなります。

飲む様子をみながら与えますが、水分が自力でとれない時にはかなり症状が悪化していますので、すぐに救急車を呼んでください。

熱中症の症状や脱水症状での影響や後遺症などについてご説明しましたが、特に高齢者の場合には、いつもよりも元気がないとかぼんやりした様子があるのであれば、熱中症の症状かもしれませんので、かかりつけ医などを早めに受診してください。

とがわ先生
もし、まるこのおじいちゃんが6月~9月に急に元気なかったら、注意してあげてね。
まるこ
おじいちゃん、いつも家にいるから熱中症なんてならないと思うよ?
とがわ先生
高齢者の人は水分摂取量も減りがちなんだ。体も若い人に比べると乾燥しているから、喉の渇きにも鈍感になって、自宅で熱中症になる高齢者が増えているんだよ。
まるこ
そうなんだ。おじいちゃんにはお水とエアコンつけるように言っておくね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

この記事が少しでに役に立ったら拡散お願い致します。



この記事を読んだ方は以下の記事も読んでいます

コメントを残す