ロタウイルスの感染経路と潜伏期間・原因はどうなっている?

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感染すると胃腸炎を発症するロタウイルスは、乳幼児が主に多く感染します。発症する季節は冬場が多く、乳幼児が発症する冬場の嘔吐下痢症のなかでも約80%以上はロタウイルスが原因となっています。

A群、B群、C群の3種類のロタウイルスから胃腸炎を発症するのですが、乳幼児が感染しやすいのはロタウイルスでもA群です。

ではロタウイルスの感染経路や症状が出るまでの潜伏期間、ロタウイルスに感染する原因はどのようなものなのかについてご説明します。

ロタウイルスの感染経路と感染原因

ロタウイルスの感染経路と感染原因

直径70nmのRNA遺伝子をもっているロタウイルスは、分節型遺伝子11本で構造されているという珍しい構造体をもつウイルスです。ちなみに1nmというのは100万分の1ミリだそうです。

ロタウイルスが感染するのは人から人への経口感染です。例えばロタウイルスに汚染された食物や飲料を摂って、感染した人が下痢や嘔吐の症状を起こしてその便や吐しゃ物に触れると二次感染を起こして行きます。

ロタウイルスの感染力は強く患者の便には、ロタウイルスが1mlあたりで1億個から100億個も含まれています。そしてそのうちのたった10個程度でも感染するのです。

さらに患者の吐しゃ物が付いた床や服は、清掃や洗濯を普通にしたのではロタウイルスを除去する事はできません。そのためにそれらが乾いてその中のロタウイルスが宙に舞って、二次感染をさらに引き起こすと言うことになります。

このように環境中でもロタウイルスは、安定していますので汚染された食物や水、汚染されたドアノブや手すり等を触さると手などから容易に口に入って感染していきます。

このようなことがノロウイルスが感染していく原因となります。

集団感染を保育所や幼稚園、小学校などで起こすと学級閉鎖になってしまうほどロタウイルスの感染力は強いものです。



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ロタウイルスの潜伏期間とその症状

ロタウイルスの感染経路と感染原因

潜伏期間というのは、体内にウイルスが侵入しロタウイルス感染症の症状が出るまでの期間のことです。一般的にロタウイルスの潜伏期間は、1日から2日程度と言われており長くても72時間以内です。

そして潜伏期間を過ぎて症状が出ると軽い発熱がまずあり、続いて嘔吐や下痢の症状などが始まります。発熱は、通常最初の1日のみですぐに収まります。

比較的重いのが嘔吐の症状で1日に5回から6回程度、嘔吐するというのがロタウイルスの特徴です。その後の下痢では、白色で水様性の下痢になります。

仮性小児コレラとか白色便下痢症などとも呼ばれていた下痢は5日から7日間ほど続くのですが、ロタウイルスに初めて感染した場合には、特に下痢が長引くということが多いようです。

潜伏期間が、ロタウイルス感染症は非常に短いために免疫が正常に働くということは非常に稀です。そのため一度感染しても1年以内に再感染を繰り返すということも多い感染症です。

またロタウイルス感染の2/3は2歳未満といわれており生後6カ月から2歳までの乳幼児が最も多く発症しています。

生後6カ月から2歳までの乳幼児

その次に多いのが6カ月未満の乳児です。そのために母親が感染した子どもからうつるということもあるのですが、症状としては発熱することがあっても下痢や嘔吐などの胃腸炎的な症状は、比較的軽く数日で治癒するようです。

ロタウイルスには特効薬というものが今のところありませんので、ロタウイルスに感染した場合には、体外にウイルスが排出されるまでは胃腸炎の症状が続きます。嘔吐をしている場合に吐き止めを処方されということがあるようですが、下痢をしている場合は出してしまうことがとにかく重要です。

乳幼児には、長く辛い状態が続く事になりますので、できるだけロタウイルスに感染しないように体調管理や毎日の手洗いなどをしっかりとしてください。

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