パーキンソン病の原因とストレスはどのように関係があるのか?

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パーキンソン病は病態が進んでくると次第に筋肉の固縮が現れ、動けなくなってしまう疾患です。

最終的には寝たきりとなってしまうことが多く、介助者が必要となる場合が多い疾患でもあります。

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パーキンソン病の原因は?

パーキンソン病の原因は?

体を動かそうとすると、脳の「大脳皮質」から全身の筋肉に対して運動する指令が伝わりますが、この時に脳の指示通りに動くように、体の運動を調節しているのが「ドパミン」です。

この「ドパミン」は中脳の「黒質」にある「ドパミン神経」で作られています。

パーキンソン病は、この中脳の黒質ドパミン性神経細胞の変性により起こると言われています。

神経の伝達物質であるドパミンが減少し、ドパミンが十分量作ることができなくなることから、運動機能の調節がうまくいかなくなり、運動障害が起こると考えられています。

正常のドパミン量の2割を下回ると発病すると言われています。

しかし、なぜ中脳の黒質ドパミン性神経細胞の変性が起こるのかという明確な理由は不明であり、パーキンソン病が発病する原因は現在でも不明とされています。

現在は日本には約15万人の患者さんがいると言われていますが、元々高齢者に多い疾患なので高齢化社会が進むと罹患患者は今後増えていくと考えられています。



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パーキンソン病による周辺症状

パーキンソン病により、その病態以外に他の中枢神経や自律神経にも影響を与えると言われています。

精神症状

精神症状

精神疾患の多くは神経伝達物質である「ドパミン」が多く関わっていますので、パーキンソン病患者さんは精神症状の障害を併発しやすいと考えられます。

抑うつ症状や幻覚を伴う場合があると報告があります。
また、高齢者であれば認知症を併発してしまうこともありえます。

自立神経障害

自立神経障害

もっとも報告が多い症状は「便秘」です。

便秘の原因は神経伝達の影響もありますが、パーキンソン病の病態である運動障害により消化器官の運動にも影響があることも考えられ、患者さんの8割程度にこの症状が現れます。

ストレスと脳の関係

ストレスと脳の関係

一般的に人はストレスを感じる環境化にあると、大脳皮質の「前頭前野」に影響を及ぼすことがわかってきました。

これにより、精神機能を損なってしまうと言われています。

ストレスがかかると、脳全体の神経からノルアドレナリンやドパミンなどの神経伝達物質が放出されます。

ノルアドレナリンやドパミンの濃度が前頭前野で高まると、神経細胞の活動が弱まり、行動調節能力が低下すると考えられています。

パーキンソン病とストレス

パーキンソン病とストレス

パーキンソン病の病態には酸化ストレスが関わっていることは臨床で証明されています。
明確にストレスが原因となっているとわかっているわけではありません。

しかし、原因の1つなのではないか?という見方をしている人も多いです。

ストレスは交感神経を優位にして、交感神経が優位に働くと、顆粒球の数が増えていきます。
顆粒球は、白血球にあり、外界からの異物を退治して活性酸素を吐き出す働きをしています。

この活性酸素が脳内の黒質にダメージを与えるのではないかと考えられています。
黒質にダメージを与えることにより、そこで生産されるドパミンの産生量が減少し、パーキンソン病を引き起こすのではないか?と言われています。

まとめ

パーキンソン病とストレスとの因果関係については様々な意見がありますが、どうやら全く無関係というわけではなさそうです。

ストレスを溜め込まないためには、自分が心身のストレスからくる体のサインを出している場合、それに気がついてあげることが大事です。
また、無理をしないことも重要になってきます。

ストレスは真面目な人ほど溜め込みやすい傾向にあります。
考え方を場合によっては変える必要もあるかもしれません。

パーキンソン病に関わらず、ストレスを溜め込むと他の精神疾患を患う原因にもなりますので、いずれにしてもストレスを溜めないよう穏やかに日常生活を過ごしたいですね。

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