心筋梗塞の後遺症として起こりうる10個の症状とは?

スポンサーリンク

 

心筋梗塞を起こし一命を取り留めた後は残りの心臓機能を使って生きていくことになります。

そして後遺症としていくつかの症状を現すことがあります。

では、心筋梗塞の後遺症として起こりうる症状はどのようなものがあるでしょうか。

スポンサーリンク

心筋梗塞の後遺症として起こりうる10個の症状

<心不全>

  • 動悸
  • 息切れ
  • むくみ
  • 尿量減
  • 体重増加

<不整脈>

  • 脈拍の乱れ
  • 意識消失
  • めまい

<不安>

  • 胸痛
  • 焦燥感


スポンサーリンク


心筋梗塞の後遺症による心不全とは?

心筋梗塞の後遺症による心不全とは?

心不全とは何らかの原因により、心臓機能が低下した状態のことをいいます。

心臓機能とはつまり、全身に血液を送り出すポンプ機能のことです。人間の体は心臓のポンプ機能により全身に血液が送られ血液が送られることにより、細胞に酸素や栄養を届け、各臓器や、器官がそれぞれの役割を果たし、体が正常に動きます。

このポンプ機能が低下すると、様々な障害が生じます。全身の循環が滞るため、むくみが生じます。このむくみは主に足が顕著に表れ、むくみで足がパンパンに腫れることがあります。

むくみが現れるときは体の循環が滞っているので、まず尿量が減ります。トイレに行くけれどなかなか尿が出ないと感じたときは要注意です。

尿量が減ると体に水が溜まり、むくみが生じます。また、からだに水が溜まっているため体重が増加します。1週間以内に2キロ以上増加したときは注意が必要です。

そして、心不全が悪化すると心機能が低下するため、全身に酸素が送られにくくなり息切れを生じます。さらに、肺に水が溜まる「肺水腫」という状態になることもあり、呼吸循環不全による重篤な状態になることもあります。

心筋梗塞を起こし、心機能が低下することで心不全を生じますが、重篤な心不全になることはかなり重症な心筋梗塞を起こしたといえます。軽症の心筋梗塞では重篤な心不全は起こりにくいです。

しかし、心不全にも軽症なものもあります。普段より少し息切れがする、動悸がする、尿が出にくいなど感じた時は放置せずにしっかりと受診することが必要です。

心筋梗塞の後遺症による不整脈とは?

心筋梗塞の後遺症による不整脈とは?

心臓は電気刺激で動いています。この電気刺激は、決まった道筋を通ります。

そして、その決まった道筋を通ることで正常に心臓が動きます。この、電気の道筋に何らかの障害が生じ、うまく電気刺激が伝わらず心臓が正常に動かないことを不整脈といいます。

普段心臓は決まった一定のリズムで1分間に約60~80回程度リズムを刻んでいます。

この、リズムが狂うことが不整脈です。不整脈には様々な種類のものがあります。

特に危険な不整脈は「心室細動」です。心室は全身に血液を送り出す部屋です。この心室が細かく震え、きちんと拍動をしない状態となることを「心室細動」といいます。きちんと拍動しないことで、全身に血液が送り出されなくなり、停止した状態と同じようになります。

そのほかには、心房細動や心室頻拍、房室ブロックなどがあります。不整脈の種類によっては、血栓(血の塊)をができてしまう不整脈もあるため、抗血栓薬を内服することもあります。

また、ペースメーカーを埋め込むことで、脈の乱れを補正する方法もあります。危険な不整脈があり突然死するリスクがあるひとは、除細動を埋め込むこともあります。

また、心筋を焼灼する方法もあり、いずれにしても不整脈の種類に合わせた治療が必要となります。そして、心臓の電気刺激がうまく伝わらないことで脈拍が定期的に打たなくなり、全身に送られる血液が減少することでめまいや一時的な意識消失をおこすことがあります。

心筋梗塞により心筋が壊死し、電気刺激がうまく伝わらなくなったことでこのような後遺症が残るといえます。

心筋梗塞の後遺症による不安とは?

心筋梗塞の後遺症による不安とは?

心筋梗塞を経験したひとは、強烈な胸痛に襲われたというひともいます。

また、心臓の病気は命に直結するため、一度心臓を悪くすると、「またあの発作が起こるのではないか」という不安に襲われます。そのため、発作が起きていないにも関わらず胸痛を感じることがあります。これを「幻痛」といいます。

また、胸の違和感として「胸がザワザワする」「なんだか落ち着かない」など、焦燥感に襲われることもあります。普段の生活では感じなくても少し運動をしたあとや、仕事でストレスを感じたときなど幻痛・焦燥感を感じます。

しかし、受診しても心臓に異常はないと言われるため、精神的に症状に苦しめれることとなります。

このような不安を軽減するためには、なるべく体に負担をかけない日常を送ることが重要です。ストレスをためず、ゆったりと過ごすことも大切であるといえます。

後遺症を理解して再発を防ごう

後遺症を理解して再発を防ごう

心筋梗塞は冠動脈が閉塞し、心筋が壊死した状態です。

壊死した心筋はもとに戻らないため、心筋梗塞を起こしたあとは起こす前と自分の心臓が変わってしまったことを受け入れる必要があります。

医療が進歩して、心筋梗塞の治療も比較的簡単にできるようになりました。心臓カテーテルにより冠動脈にステントを入れて広げることで、血流を改善させることができます。

しかし、治療をしても壊死した心筋はそのままです。そのため、治療後は慎重に体を動かす必要があります。

入院して安静にし食事管理・服薬管理をしていると、体の調子が良くなるため、心筋梗塞後であっても痛みや苦しさを感じずに経過します。

そして「もう治ったから早くもとの生活に戻りたい」と考えしまうひともいます。退院後に心筋梗塞後であることを考えず、もとの生活を送ることで後遺症を悪化させてしまうことがあります。

心筋梗塞を起こす要因として、生活習慣が大きく関わります。喫煙・飲酒・食事・肥満などが要因として挙げられるため、まずは、禁煙は必須です。心筋梗塞後は必ず禁煙をする必要があります。

禁煙は必須

食生活を改善し仕事などで多忙を極めていたひとは、なるべく休む時間をつくる必要があります。

また、心筋梗塞発症後に継続して内服する必要がある場合は、飲み忘れがないように内服を毎日する必要があります。心筋梗塞の再発として、狭心症を起こす場合もあるため、軽い胸痛や息切れ、動悸などを感じた場合は放置せずに受診しましょう。

症状がなくても定期的に診察を受け、健康を維持する必要があります。

まとめ

心筋梗塞の後遺症として、心不全・不整脈・不安による症状があります。

心不全による息切れ、むくみ、尿量減少、体重増加などがあり、不整脈によるめまい、意識消失、また、不安による幻痛や焦燥感があります。これらは、心筋が壊死し心機能が低下したことで起こると言えます。

一度壊死した心筋はもとに戻らないため、残りの心機能で生きていかなければいけません。そのため、心筋梗塞を起こす前と同じ心臓と考えるのではなく、心臓を労りながら生活する必要があります。

禁煙をする、食事を気を付ける、薬をきちんと飲む、ストレスをためすぎない、など、自分で生活を改善しセルフコントロールをすることが、心筋梗塞の後遺症を悪化することを防ぎ、心筋梗塞の再発を予防することとなります。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

この記事が少しでに役に立ったら拡散お願い致します。



この記事を読んだ方は以下の記事も読んでいます

コメントを残す