心筋梗塞の検査で心電図、カテーテル検査、CT検査の違いと特徴は?

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心筋梗塞を疑った場合、病院で検査しますよね。

ではどういった検査があるかはご存知ですか?様々な検査を病院で行います。健康診断では行わない検査もあります。

どういった検査があるのか、特徴や目的などを調べましたのでご紹介します。

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心筋梗塞とその検査

一般的に心筋梗塞とよく言いますが、心筋梗塞は虚血性心疾患の一つです。

心筋梗塞とその検査

虚血性心疾患とは動脈硬化を主な原因とする、心臓を栄養している血管である冠動脈の狭窄や閉塞によって心筋が虚血状態(血の供給が少ないもしくは無くなった状態)となる病態のことを言います。

狭窄や閉塞の状態から、

  • 労作性狭心症
  • 異型(冠攣縮性)狭心症
  • 不安定狭心症
  • 急性心筋梗塞

に分類されます。

狭窄や閉塞が急速に進行する急性心筋梗塞に対して、経過が比較的緩やかな労作性狭心症と異型狭心症は慢性冠動脈疾患とも呼ばれます。



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心筋梗塞を疑う場合の検査法

心電図

心電図

心電図は健康診断でもおなじみ。心臓のオールラウンダーの検査です。

心電図は心筋の電気的興奮の時間的変化を記録したものです。心電図の異常の判読は調律(リズム)の異常、波形(電位)の異常に分かれます。調律(リズム)の異常を不整脈と呼びます。

波形(電位)の異常では心肥大・心負荷、心筋虚血・障害の有り無しが判別でき、心電図にも種類があって健康診断等で行う心電図は12誘導心電図です。

他にもホルター心電図、運動負荷心電図があります。心臓に異常がないかどうか、12誘導心電図でまず確認します。12誘導心電図検査では、不整脈、心肥大・心負荷、心筋虚血・障害の有り無しなどが判別できます。

12誘導心電図で異常が確認できた場合に、他の検査も行われます。

ホルター心電図は24時間心電図とも呼ばれ、1日中心電図の電極を張り付けて検査、記録します。お風呂やシャワーを浴びなければ何をしてもかまいません。

12誘導心電図はベッドに安静にして数十秒しか記録しないため、時折出る不整脈や寝ている間の心拍などはホルターを付けなければ、何が心臓に起こっているか詳しくはわからないのです。

運動負荷心電図は、2段ほどの階段の上り下りや自転車こぎ、ベルトの上を走るトレッドミルなど病院によっては様々ですが、運動する前の安静時と運動中、運動後の心電図の違いを見る検査です。

安静時に見られない潜在性の心臓の異常を見る目的で行われます。

心カテーテル検査

心カテーテル検査

動脈または静脈にカテーテルと呼ばれる細い管を心腔内に挿入し、血行動態および形態を評価する検査です。

主なものに血行動態検査心血管造影があります。

血行動態検査では心血管内圧や酸素飽和度などを測定し、シャントなどの有無、心拍出量(1分間にどれだけの量の血液が心臓から流れ出ているか)などの算定を行います。

心血管造影ではカテーテルから造影剤を注入して心血管内腔を描出し、血管狭窄の有無やシャント(血液が本来通るべき血管と別のルートを流れる状態のこと)の有無、心室の壁運動評価などを行います。

心カテーテル検査は血行動態や心機能の正確な評価のためには重要ですが、やや侵襲的な検査です。現在では心臓超音波検査、CT、MRIなど非侵襲的検査が進み、検査目的だけで心カテーテル検査を行うことは少なくなってきています。

しかし、急性心筋梗塞や肺血栓塞栓症などの緊急時には、検査とあわせてカテーテル治療をすぐに行えるという利点があります。

CT検査

CT検査

心臓・血管の断層像もしくは3次元画像を得る検査です。血管疾患、心臓主要や血栓、心筋疾患、虚血性心疾患などを診断するために検査されます。装置や技術の改良により、心臓や冠動脈の動態を把握できるようになり、核医学検査やカテーテル検査にかわる非侵襲的な検査として広まってきています。

CTとは多方面からX戦を照射して各部のX線吸収値(CT値)を測定し、コンピュータ処理で主に横断面の断層像を画像化するものです。CT値が高いものは白く、低いものは黒く表示されます。骨や石灰化部分は白く、呼吸器内のガスなどは黒く表現されます。

造影剤を用いない単純CTでは心筋や血管壁と血液のCT値がほぼ同じで区別がつきません。造影剤を注入して、血液のCT値を高くして表現させる造影CTを行うと、心臓や血管での内腔(血液)と壁が区別することができ、血管の狭窄や閉塞病変などがみることができるようになります。

CTだけではなく、MRIと呼ばれる核磁気共鳴画像という検査法もあり、こちらも技術の向上によりCTとあわせて様々な目的で用いられます。

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