インフルエンザの使用される抗生物質の効果や種類!なぜ併用するの?

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例年寒くなる11月頃から年末年始にかけて流行することが多いインフルエンザですが、病院に行くとインフルエンザウイルスの増殖を抑えるタミフルやリレンザといった薬を処方されます。

また、このような薬と一緒に抗生物質を処方されることもありますね。

では、インフルエンザの薬としてよく使用される抗生物質には、どのようなものがあるのでしょうか。
このような点についてご説明します。

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インフルエンザの時に抗生物質が併用される理由

インフルエンザの症状がひどい場合には、高齢者や子供には抗生物質の抗生剤や抗菌剤が処方されるということがあります。

というのも抗生物質は、インフルエンザウイルスには効かないのですが、体が弱っているような方はインフルエンザにかかるということよりも、他の細菌に感染しやすく肺炎球菌などに感染する心配があるからです

例年、1万人前後もの方がインフルエンザの影響で亡くなっているのですが、その多くの方がインフルエンザ自体よりもインフルエンザによる合併症の病気が重症化したことによって亡くなっているのです。

このために抗菌薬等が処方され、他の細菌やウイルスに感染することで起こる肺炎や気管支炎等の治療薬として使用されるのです。



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よく使用される抗生物質の種類

インフルエンザの治療薬と共に処方される抗生物質としては、クラリスロマイシンやクラリス、クラリシッドなどがよく処方されます。

①クラリスロマイシン

クラリスロマイシン

出典:http://healthil.jp/

高齢者で肺炎の合併症の恐れがある時には、早い段階でこの抗生剤の使用がされるようです。

また、たとえ熱が下がっても鼻水や咳、痰などが長く続くような場合にも使用されます。
このような上気道炎症状を改善して、インフルエンザに伴って起こるウィルス感染を抑制する効果もあります。

主に抗インフルエンザウィルス薬と併用します。

②アセトアミノフェン、③カロナールアセトアミノフェン

頭痛や高熱などがインフルエンザで起こった場合に子供に服用されるものです。

アセトアミノフェンはバファリンなどに含まれています(インフルエンザ時に自己判断で飲まないでください)
カロナールというのは、アセトアミノフェンを主成分とした処方薬です。

④ロキソプロフェン

ロキソプロフェン、ロキソニン

ロキソプロフェン

出典:mamanoko

大人の場合には頭痛や高熱の場合には、比較的よく処方されます。
こちらも市販薬にありますが、インフルエンザ時に自己判断で飲まないでください。

抗生物質がインフルエンザウイルスに効かない理由

抗生物質がインフルエンザウイルスに効かない理由

身近な感染症の原因としては、真菌や細菌、ウイルスというもののどれかが関係しています。

でも、抗生物質はインフルエンザなどのウイルスには直接は効果がないのです。
例えば、真菌というのはカビの一種なのですが、サイズとしては細菌より大きな微生物というものです。

これらの仲間には、白癬菌などの水虫やカンジダの原因となるものがあります。

また、微小な生物である細菌は通常の大きさは1μmから10μmくらいです。
アクネ菌というニキビの原因になるものや、黄色ブドウ球菌といって腹痛や食中毒の原因となるものなどがこの仲間となります。

真菌や細菌、単独でも増殖するのですが、インフルエンザの原因となるウイルスは人間や他の生物などの細胞を利用することで増殖します
抗生物質というのは細菌を殺す薬ですので、抗生物質そのものでウイルスが直接死滅するということはないのです

抗生物質の併用の仕方

抗生物質の服用の仕方

通常、抗生物質が処方されるのは数日間分ということがほとんどです。
抗生物質を服用する時に大切なことは、最後まで服用しきることです

他の解熱剤や咳止め、痛み止めとは異なって体調や症状が良くなっても、抗生物質は続けて飲みましょう。

飲む理由としては、たとえ体調が良くなったように思っても体内にしばらくは細菌が残っているので、飲むのをやめると後から症状が悪化するということがあるからです。
再度、発症してしまうということもあるので、再発予防のためにも最後まで飲みきることが大切です。

それと中途半端に飲むと心配されるのが耐性菌との関連です。
病原菌である細菌は、抗生物質をいい加減に服用したりすると、薬に対する耐性を持ってしまうことがあります。

そして、薬が効かなくなることがあるのです。
そのようになると、再度耐性をもった細菌に感染するということもあります。

インフルエンザではこのようにウイルスの増殖を抑える薬と細菌の感染を抑える薬がセットで処方されます。
あまり日頃、薬を使用しない方にとっては、突然かなり多くの薬を渡されて驚くかもしれませんね。

でも、薬のそれぞれには目的がありますので、薬の内容をしっかりと把握しましょう。

そして、最後まで服用する必要のある抗生物質などについては、医師や薬剤師に確認することが重要です。

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