左肩・右肩だけがこる6つの痛みの原因と解消法

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通常の肩こりは左右両方の肩に症状が出ますが、左肩だけがこる場合、胃もしくは心臓に何かしらの支障をきたしていることが考えられます。

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左肩だけが肩をこる原因と解消法

身体の左側には心臓とリンパ管の影響が表れます。

左肩周囲には、心臓から流れて体内を一周した血液とリンパ管が合流する、左静脈角という器官があり、循環が悪くなると左肩のこりが生じます。



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原因1:胃の不調で起きる肩こり

そもそも、なぜ胃の調子が悪くなると肩がこるのでしょうか。

内蔵の神経と背中の神経は脊髄で交わっており、内蔵に痛みや不調が起こると脊髄の近くにある肩や背中の筋肉が緊張して神経を圧迫することでこりが生じます。

胃の調子が悪い人が、特に左肩がこりやすい原因として、胃の筋肉は左の背中や肩の筋肉とつながっています。

そのため、胃の調子が悪くなると、リンパ液や血液がどろどろになって循環が悪くなり、左の肩甲骨から左肩にかけてこりや痛みが起こりやすくなるのです。

解消法①ストレス解消

解消法①ストレス解消

胃が不調を起こすということは、暴飲暴食やストレスによって胃が疲れていることが考えられます。

ストレスを減らして食生活を改めて胃を休めることで、左静脈角の循環が良くなり、左肩のこりの解消につながります。

原因2:膵炎で起きる肩こり

膵臓は胃のすぐ後ろに位置しており、分泌した消化酵素を十二指腸に流し食物を消化させる役割があります。

膵炎は、飲酒や胆石などがきっかけで膵臓が自己消化することで炎症を起こす病気です。膵炎は中高年に起こりやすい病気で、男性は飲酒、女性は胆石による膵炎が多い傾向にあります。

膵炎には急性膵炎と急性膵炎の繰り返しで起こる慢性膵炎があり、特に急性膵炎は症状の出方が激しく、病状が進行することで炎症が広がり腹膜炎や多臓器不全を起こす危険性があるので、注意が必要です。

重度の急性膵炎は左上腹部から背中への激痛と嘔吐を伴いますが、軽い急性膵炎や慢性膵炎は左の鳩尾から左肩にかけて放散するような痛みを感じたり、左の背中や腰が張るように感じることがあります。これが、左の肩のこりとして症状に現れるのです。

解消法①ストレス解消

解消法①ストレス解消

血液検査やCTの画像検査で膵炎と診断されると、入院し絶食と安静を図る必要があります。膵炎が重度の場合は、蛋白分解阻害薬や抗生剤などの薬を投与することもあります。

治療により膵臓の炎症が改善されると、自ずと左の肩のこりも解消されます。

原因3:狭心症・心筋梗塞で起きる肩こり

狭心症は心臓の冠動脈の血流が一時的に低下することで胸の痛みや息苦しさを引き起こす病気で、狭心症が進行すると冠動脈の血流が完全に止まってしまい心筋梗塞を引き起こします。

狭心症・心筋梗塞になった時に左肩だけにこりが生じる原因は「放散痛」によるものです。放散痛とは実際に痛んでいる場所と痛いと感じる場所が違う現象のことを言い、狭心症・心筋梗塞は80%が胸の痛みとして症状が出ますが、放散痛により肩に痛みを感じることもあります。

心筋梗塞により心筋が壊死すると、痛み物質が分泌されます。

その物質は自律神経から脊椎の神経を経由して脳に伝わります。心臓からの神経は左肩からの神経と同じ通り道なので、左肩だけにこりや痛みが出やすいのです。

解消法①手術など

解消法①手術など

狭心症は安静と薬物療法による治療、心筋梗塞は冠動脈バイパス術による治療が用いられます。

治療により病状が治まれば、左肩のこりも解消されます。

左肩がこる原因と解消法を3つ挙げて解説しましたが、いかがだったでしょうか。たかが肩こりと思うかもしれませんが、左の肩だけに強いこりや痛みがある場合、命に関わる疾患も考えられます。

少しでも気になったら、医療機関を受診するようにしましょう。

右肩だけが肩がこる3つの原因と解消法

通常の肩こりは左右両方の肩に症状が出ます。左肩はなんともないのに、「右肩だけがこる」という症状には内臓疾患の危険性もはらんでいることもあります。

それを踏まえて、右肩だけがこる原因とは何なのでしょうか。

原因1:生活習慣の癖

右肩がこる人は利き手が右という人が多い傾向にあります。ペン・箸を持つとき、バックを持つときなどの日常生活の動きのほとんどを聞き手である右手を使う機会が多いため、右肩に負担がかかってしまいます。

また、デスクワークやパソコンのマウス操作などで、右肩にのみ長時間負担がかかる場合、姿勢のバランスが悪くなり右肩のみ疲労することで右肩のこりが起こる原因となります。

解消法①血液循環の改善

解消法①血液循環の改善

血液循環を改善することで、血液の流れをよくし体中に酸素と栄養分を巡らせることで疲労物質の蓄積を防ぐことが重要です。

肩のこりを感じたら、マッサージやストレッチをこまめに行う、バックや荷物を持つときは左右交互に持ち変えたりすることで解消につながります。

解消法②姿勢の改善

解消法②姿勢の改善

デスクワークなどで常に同じ姿勢で長時間いる場合は、姿勢や体勢を定期的に変えたり休憩を入れて身体を解すことで解消につながります。

原因2:肝炎や肝臓がんなどの肝機能障害

肝臓の疾患で肝機能障害が起こると、右肩に肩こりや痛みを生じることがあります。これは、右の大胸筋が肝臓と神経的につながっていることが原因です。

また、肝臓の上にある横隔膜が刺激されて、右肩の動きが悪くなることも原因の一つです。肝臓は沈黙の臓器と言われており、肝炎や肝臓がんなどになったとしても初期の場合は自覚症状がないことが多々あります。

右肩だけこるというのは肝臓疾患においては唯一の自覚症状と言えるのかもしれません。

解消法①アルコールの過剰摂取を避け、休肝日を作る

解消法①アルコールの過剰摂取を避け、休肝日を作る

アルコールは90%が肝臓で代謝されます。アルコールが代謝されると、アセトアルデヒドに分解され、酢酸、水に変わります。

アルコールを過剰摂取すると、この働きが追いつかなくなりアセトアルデヒドが蓄積すると、肝障害などの原因となります。アルコールの過剰摂取を避け、休肝日を作ることで肝臓を休ませましょう。

解消法②食べ過ぎに注意し、高タンパク・低脂肪の食品を摂る

解消法②食べ過ぎに注意し、高タンパク・低脂肪の食品を摂る

食べ過ぎにより糖分や脂肪を摂りすぎると、肝臓で分解・吸収された中性脂肪が処理しきれなくなることで肝臓にたまり、脂肪肝の原因となります。

食べ過ぎに注意するためには、1日3回の食事を規則正しく取るようにし、1回の食事量をなるべく均等にするようにします。また、弱ってしまった肝臓の修復のために、魚や大豆製品などの低脂肪高蛋白の食事を心がけるようにしましょう。

原因3:胆石症・胆のう炎

胆石は、胆汁の中のコレステロールが固まって結晶化する病気です。

肝臓で生成された胆汁はいったん胆?に運ばれ、胆?で濃縮されて総胆管を通り十二指腸から排出されます。

胆汁が胆?内で濃縮される際にコレステロールが結晶化し、胆石が胆?内に蓄積されることで胆石症になります。胆嚢は肝臓のすぐ近くにあるため、胆石症・胆のう炎でも右肩のこりを起こすことがあります。

解消法①脂っこい食事は避ける

解消法①脂っこい食事は避ける

胆汁は脂質を分解する酵素の一つになります。脂っこい食事を摂取すると胆汁が多量に作られ、胆嚢でせっせと濃縮しないといけません。

その結果、胆嚢の負担がかかり、より多くの胆石が作られやすい状態になってしまいます。万が一胆石が見つかった場合は、胆石溶解剤の内服や体外式衝撃波破砕療法で胆石を小さくして自然に排出させます。

胆石症により胆のう炎を繰り返すようなら、胆のうを切除する手術が必要になる場合もあります。右肩がこる原因と解消法を3つ挙げて解説しましたが、いかがだったでしょうか。

たかが肩こりと思って甘く見てはいけないということですね。

ただ、これは一つの症状であって、必ずしも「右肩のこり=内臓疾患」に繋がるわけではありません。判断に困ったときは早めに医療機関に相談するようにしましょう。

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