インフルエンザの予防接種!運動は当日翌日いつからOKなの?

スポンサーリンク

 

今年もインフルエンザウイルスが猛威をふるう季節になりました。

一度かかってしまうと、発熱、頭痛、倦怠感などの症状でいちじるしく体調を崩すだけでなく、仕事や学校に行けなくなったり、家族にうつしてしまったり、と日常生活にかなりの支障をきたします。

手洗いうがい、人混みを避けるといった予防策は有効ですが、流行シーズンには不特定多数の感染源を避けることはとても困難です。

毎年、1500万人の人がインフルエンザウイルスに感染するといわれており、予防接種はぜひとも受けておきたいものです。

スポンサーリンク

インフルエンザ予防接種

インフルエンザ予防接種

その一方で、インフルエンザワクチンそのものにも、発熱や腕の腫れなど、さまざまな副反応(副作用)があり、こうした副反応を悪化させないためにも予防接種の後に注意することがいくつかあります。

なかでも今回は予防接種後の運動について、いつから、どの程度の運動なら可能なのかということまで解説ししたいと思います。



スポンサーリンク


インフルエンザワクチンは身体にどのように作用するのか?

インフルエンザワクチンは身体にどのように作用するのか?

さて、インフルエンザワクチンは体にどのように作用することで、効果を発揮するのでしょうか。

感染症を予防するワクチンは、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類に分けられます。

生ワクチンには、弱毒化して感染力を弱くした生きた菌が含まれますが、不活化ワクチンには菌の成分の一部分のみが含まれます。

インフルエンザウイルスのワクチンは不活化ワクチンです。

不活化ワクチンは、接種することで体にインフルエンザウイルスが侵入したと思わせ、ウイルスを中和する「抗体」を産生させます。

この抗体の産生こそが、ワクチン接種の目的です。

一旦抗体が産生されると、体はこのウイルスに関する情報を記憶するので、実際に同じ種類のインフルエンザウイルスが体内に侵入してきた時、迅速に抗体を産生してウイルスを攻撃することができるのです。

予防接種を受けることで、60%の感染率を下げると言われています。

残念ながら100%ではないので、予防接種を受けていても時にインフルエンザに感染してしまうことはありますが、抗体は産生されますので、症状は予防接種を受けていない時に比べて、格段に弱めることができます。

インフルエンザ予防接種の副反応(副作用)について

インフルエンザ予防接種の副反応(副作用)について

不活化ワクチンは接種によって、ワクチンによって感染することはありませんが、様々な副反応を起こすことがあります。

ワクチン接種によって体は、ウイルスに感染したと勘違いして、免疫反応、つまり炎症が引き起こされます。

目的にかなった反応ではあるのですが、免疫反応に伴って、風邪やインフルエンザに感染してしまった時のような症状が出現することがあります。

具体的には発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、悪心、嘔吐、下痢などです。

また、注射部位で強く炎症が起こるために、注射したところの腫れ・痛みが起こることがあります。

また頻度は少ないですが、ワクチンに対するアレルギー反応が引き起こされることがあり、重度の場合はアナフィラキシーショックを起こし、蕁麻疹、呼吸困難、血圧低下などが出現して、最悪の場合、命に関わることがあります。

インフルエンザの予防接種後、運動はしてもいいのか?

インフルエンザの予防接種後、運動はしてもいいのか?

厚生労働省のインフルエンザ予防接種実施要領によると「接種当日は過激な運動を避けるよう注意すること」と推奨されています。

(2) 被接種者に対して、次に掲げる事項を要請すること。

ア 接種後は、接種部位を清潔に保ち、接種当日は過激な運動を避けるよう注意すること。

引用元:厚生労働省

ではなぜ、インフルエンザの予防接種後、運動を避けたほうがいいのでしょうか。

インフルエンザの予防接種後には、先ほどお話ししたように、さまざまな副反応が出現することがあります。

その多くが、接種後24時間以内に起こります。

この期間中に激しい運動をすることで、副反応を悪化させる可能性があります。
また、体を激しく疲労させるような運動を行うと、副反応が出現していても運動による症状と区別がつきづらく、診断が遅れてしまうかもしれません。

予防接種によってインフルエンザの抗体を産生させることでインフルエンザに対する免疫を獲得しますが、予防接種後に激しい運動をすると抗体産生が阻害され、効果が薄れてしまったり、効果の持続期間が短くなってしまったりする可能性があります。

以上のような理由から、予防接種後当日の激しい運動は控えた方がよいのです。

インフルエンザ予防接種後、OKな運動とNGな運動

インフルエンザ予防接種後24時間以内は、激しい運動は避けることとありました。
運動全般ではなく、激しい運動に限定されています。

ただ、この激しい運動とはどの程度の運動のことなのか、判断に迷いますよね?
基準としては、運動強度が強い、もしくは長時間にわたる運動で、身体を著しく疲弊させる運動は避けた方が良いでしょう。

具体的には、全力疾走、マラソン、水泳、サッカー、バスケットボールなどです。

サッカー

また、注射した腕にむやみに負荷をかけると、注射部位の腫れを悪化させる原因となりますので、例えばバッティングや上半身の筋肉トレーニングなどは避けるようにしましょう。

一方、予防接種後24時間以内であっても、体を疲労させない程度の緩やかな運動ならば可能な場合があります。
普通の速度の歩行、自転車、下半身の筋肉トレーニング、ストレッチなどです。

また子供の場合には、学校や幼稚園での運動にも気をつけなければいけません。

体育の授業、運動会、部活動などの予定があるときには、予防接種のスケジュールを重ならないように予定を立てましょう。

また、特に小さな子供は野外での遊びなど自重することが難しいので、予防接種後早期に親の目が届かない幼稚園や保育園などに行く場合には、教員や保育士に連絡するようにしましょう。

インフルエンザ予防接種後の運動はいつから?

運動はいつから?

予防接種による副反応が出現しやすいのは、一般的には接種後24時間以内です。
少なくともこの期間には、激しい運動を控えるべきです。

また、副反応の中でも重大な副反応であるアナフィラキシーショックは、接種後30分以内に起こりやすいため、この期間は特に安静にし、急変した場合にはすぐに医師や病院に連絡が取れるようにしておきましょう。

予防接種後、安静にしていても副反応が起こってしまうことはまれではありません。
発熱や腕の腫れなどの副反応が実際に出現している場合には、予防接種後24時間以上たっていたとしても、激しい運動は避けるべきです。

運動によって全身の血流が促進されることで、免疫反応が過剰になり、副反応が強くなったり、長引いたりすることがあるためです。
予防接種後24時間は、激しい運動は避けてできるだけ安静に過ごし、24時間たった時点で体調に異変がなければ、通常通りの生活に戻っても大丈夫です。

ただし、24時間たっていても、体調が優れない場合は引き続き運動は控えるようにしてください。

まとめ

  1. 接種後、30分以内はアナフィラキシーショックが出現する可能性があるため、特に安静にしてください。急変時には、医師や病院と連絡が取れるようにしておきます。
  2. 接種後24時間は激しい運動は控えてください。激しい運動とは、強度が強く、持続時間の長い、体を疲労させるような運動のことです
  3. 接種後24時間後以降、副反応が軽く、体調がよければ運動は通常どおりに可能です。腕の腫れや発熱など、副反応が強い場合には、接種後24時間たっていても、運動を控えてください。運動会や部活動の大会など、運動する予定がある場合には、接種スケジュールを調整するようにしてください。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

この記事が少しでに役に立ったら拡散お願い致します。



この記事を読んだ方は以下の記事も読んでいます

コメントを残す