インフルエンザの予防接種で腕が腫れる原因と対処法5選

スポンサーリンク

 

今年は例年より早く、11月中旬にはインフルエンザの流行入りが発表されました。

人混みを避けたり、マスクをしたりとどんなに気をつけていても、流行シーズンには、不特定多数の感染源を完全に避けることは不可能で、感染してしまうリスクは常にあります。

スポンサーリンク

インフルエンザ予防接種について

sensei

出典:http://ax7.info/

インフルエンザは一度かかってしまうと、非常に症状が強く、体力を著しく消耗します。

場合によっては、重篤な合併症を引き起こし、命に関わる場合すらあります。

そんな身近な恐ろしい病であるインフルエンザを予防するためには、予防接種は非常に有効な手段です。

ただ、数ある予防接種の中でも、副反応(副作用)が出やすいのがインフルエンザの予防接種です。

副反応は5-20%程度の人に現れるといわれていますが、実際に予防接種を受けた人からの話を聞いた印象としては、副反応が現れる割合はもっと多いのではと感じています。

副反応の中でも一般的なのが、注射部位の腫れです。

多くの場合は、特別な治療を要することはなく自然に軽快しますので、心配はいりませんが、痛みを伴って不快感を覚えることがありますし、なかには治療を要する深刻なケースもあります。

今回はインフルエンザ予防接種後の腕の腫れについて、その原因と主要な対処法についてお話ししたいと思います



スポンサーリンク


インフルエンザワクチンは、どのようにして、効果を発揮するのか?

4b

出典:http://blog.miraikan.jst.go.jp/

まず、インフルエンザワクチンの作用機序についてお話ししたいと思います。

予防接種に使われるワクチンには、大きく分けて2種類あります。

ひとつは、ウイルスそのものを弱毒化した生ワクチンで、もうひとつはウイルスの成分を一部取り出して作った不活化ワクチンです。

インフルエンザワクチンは後者の不活化ワクチンに分類されます。不活化ワクチンが人体に接種されると、ワクチンに対する免疫反応が起こります。

その結果、ワクチン(ウイルス成分)を攻撃する抗体が産生されることで、そのウイルスに対する免疫がついたことになります。

一度抗体が産生されると、体はウイルスについての情報を記憶し、次にウイルスが侵入してきた時に、その情報を元にすばやく抗体を産生し、ウイルスを攻撃します。

こうして、インフルエンザウイルスへの感染を防止したり、感染しても症状を弱めたりすることができるのです。

インフルエンザの予防接種の副反応(副作用)とは

予防接種は、インフルエンザウイルスに対する免疫をつけることが目的なので、予防接種後に免疫反応が起こるのは理にかなったことなのですが、免疫反応によって望ましくない症状が出てしまうことがあります。

このような症状をまとめて、副反応といいます。副反応は全身症状と局所症状に分類されます。

全身症状には、発熱、寒気、倦怠感、頭痛、嘔吐、下痢などが含まれ、予防接種を受けた人の5〜10%の人に出現すると言われています。

また局所反応とは、注射をした部位の腫れ、赤み、痛み、熱感などのことで、予防接種を受けた人の10〜20%の人に出現すると言われています。

インフルエンザ予防接種後の腕の腫れはなぜ起こる?

4c

出典:http://blog-imgs-24.fc2.com/

インフルエンザの予防接種後、ワクチンに対する免疫反応が起こりますが、その際ワクチンを攻撃するために、ワクチン成分の多く存在する注射部位に免疫細胞が集まってきます。

そのため注射部周辺の血流が増加し、免疫細胞を含む血液成分が血管の外にまで漏れ出すことで、局所が腫れます。

さらに、免疫細胞はさまざまな他の免疫反応を引き起こすために、指令物質を分泌します。

この指令物質のなかには、痛みを引き起こす物質が含まれているため、腫れに痛みを伴うことがあるのです。

わかりやすく例えるなら、虫歯のときに頰が腫れるのと同じことです。

虫歯菌を攻撃するための免疫反応(炎症)が起こることで、局所の腫れや痛みが現れるのです。

またインフルエンザの予防接種は、皮下注射といって、筋肉よりも浅く、皮膚のすぐ下の組織に注射します。

浅い組織でワクチンに対する免疫反応が起こるため、なおさら腫れやすくなってしまうのです。

インフルエンザの予防接種を受けたからといって、すべての人で腕が腫れるわけではありません。なかには腫れやすい素因を持った人がいます。

インフルエンザワクチンは成分のひとつに卵が含まれており、卵アレルギーの人は免疫反応が強くなりがちです。

このため、副反応である腕の腫れが出現しやすかったり、強くなったりする可能性があります。

インフルエンザ予防接種後に腕が腫れた時の対処法

laser-lowprice01

出典:http://剛毛女性のムダ毛処理方法.com/

インフルエンザ予防接種後の腕の腫れは、多くの場合、24時間以内に出現し、2〜3日程度で良くなります。

ただ、腕の腫れをさらに悪化させる原因となるような場合がありまので、以下の点に気をつけるようにしましょう。

予防接種というと、注射部位を揉んで薬液をしっかり吸収させるというイメージがある方も多いと思いますが、インフルエンザの予防接種では、注射部位をもむことで、腫れを強くしてしまう可能性があります。

揉まなくとも、皮下組織からゆっくりと体内に吸収されていきますので、注射直後は揉まないようにしましょう。

また運動や飲酒などは、全身の血流を良くしますので、予防接種後に運動や飲酒をしてしまうと、注射部位周辺の血流が増え、腫れが強くなってしまう可能性があります。

腕が腫れやすい接種後24時間以内は、運動や飲酒は控え、できるだけ安静に過ごすようにしましょう。

安静に過ごしていても、腕が腫れてしまうことはあります。そうした場合、どのように対処するのがよいのでしょうか。

腕の腫れ自体は、放っておいても心配ないことが多いですが、痛みやかゆみなどでつらい思いをしいないようにさらに悪化させないことが大切です。

そのためには、やはり激しい運動や飲酒は控え、注射した側の腕を安静に保つことです。

腫れが強い場合には、重いものを持ったり、注射した腕を下敷きにして横になったりといったことは、控えた方が良いでしょう。

また痛みが強い場合には、冷湿布やぬれタオルなどで局所を冷やすことで症状が緩和される場合もあります。

かゆみを伴う場合がありますが、絶対に掻きむしることはしないでください。

また、まれにアレルギー反応によって腕が強く腫れる場合があります。

その場合には、治療が必要になることがありますので、呼吸困難や気分不快などの症状を伴うときには、すぐに医療機関を受診しましょう。

インフルエンザ予防接種後に腕が腫れる原因と対処法のまとめ

インフルエンザ予防接種後、腕が腫れるのは、インフルエンザワクチンに対する免疫反応によって、局所の血流が促される結果です。

通常は自然によくなりますので、心配はありませんが、運動や飲酒などの生活習慣によって悪化することがありますので、症状の出やすい予防接種後24時間は特に安静を心がけるようにしましょう。

また、まれにワクチンに対するアレルギー反応の症状であることもありますので、ほかにアレルギーを疑うような症状(呼吸困難、気分)が出現した場合には、即座に医療期間を受診しましょう。

腕の腫れの対処法

  1. 注射部位をもまない
  2. 安静にする(重い荷物を持たない、腕を下敷きにしない、かゆみがでても掻きむしらないなど)
  3. ぬれタオルや湿布などを使って患部を冷やす
  4. 2〜3日で自然に良くなることが多いので、様子を見る
  5. 腫れが強かったり、広範に広がったりしている場合には、医療機関を受診する
スポンサーリンク
スポンサーリンク

この記事が少しでに役に立ったら拡散お願い致します。



この記事を読んだ方は以下の記事も読んでいます

コメントを残す