動悸・頭痛の原因は手足のしびれが伴う高血圧?貧血を伴う低血圧?

スポンサーリンク

 

「今日の血圧、上が142で下が80だった。ちょっと高いかな」

「私はさっき測ったら、上150だったけど、動いた後だったから休憩したらちょっと下がったよ」

「低血圧で朝が苦手なんです」

私たちの生活でよく耳にする血圧。上がなんぼで下がなんぼ。

病院はもちろん、フィットネスクラブやお風呂屋さんにも自動血圧計が設置されているのを見かけますね。電気屋さんでは手首で測定するのや、腕で測るもの、など様々な機種の血圧計が販売されています。今や血圧計は一家に一台はあるんじゃないでしょうか。

そもそもその血圧とはなんでしょうか。血圧が高いと?低いと?それによく起きる動悸や頭痛も関係しているの?

今日はそのあたりを探っていきたいと思います。

スポンサーリンク

血圧とは?

2a

出典:http://糖尿病の治療と予防ナビ.com/
ズバリ!血管内の圧力です!

血管内の圧力??言い換えると血液が血管を押す力です。

私たちの体の中には血液が流れています。その血液は心臓のポンプ機能によって全身へ送られています。心臓は高い圧力で血液を動脈に送り出し、全身へ循環させます。この時に動脈の壁にかかる内側からの圧力を血圧といいます。

「上の血圧」は「収縮期血圧」といい、心臓が収縮して血液を押し出すときの最も高い血圧で、「下の血圧」は「拡張期血圧」といい、心臓が拡張して流れが緩やかなときの最も低い血圧のことを言います。

血圧は個人差があったり、病気じゃなくても体調や時間帯、季節、運動などで変化することも多いです。血圧の高さは心臓が血液を押し出す力と血管の抵抗で決まります。

血液を押し出す量が増えたり、血管の収縮で血管の抵抗が大きくなったりすると血圧はあがります。なので、運動したり、急に寒いところに行ったりすると血圧が上がります。

逆に睡眠中は下がり、温かい季節では血管が拡張して下がります。その他、自律神経やホルモン、細胞からの物質などの因子によっても調節されています。

また、血管の弾力にも関係しており、動脈硬化で血管が硬くなると収縮期血圧は高くなり、拡張期血圧は低くなります。

いろんな条件で上がったり下がったりする血圧。では、「高血圧」と「低血圧」はいったいどういう状態なのでしょうか。



スポンサーリンク


高血圧

2b

出典:http://kintorecamp.com/
高血圧とは、血圧が高い状態のことを言います。

日本高血圧学会の診断基準では収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上を高血圧と定義されます。またその程度によってⅠ度~Ⅲ度に分けられます。

先ほどの話のように血圧は変動するので、その時1回測定した値だけで高血圧と判断されず、繰り返し測定して判断していきます。

健康診断では正常だったが、普段家では高めだ。とか、病院で測ってもらうとなぜか高くなるけど、家では低い。という方も。ちなみに後者は「白衣高血圧」と言います。

そのため、家で毎日同じ条件で測定することが大切です。

高血圧には2種類あります。

①本態性高血圧症

はっきりした原因のわからない高血圧のこと。

高血圧の約90%を占めているのがこの本態性高血圧。明らかな原因は特定できませんが、塩分の取りすぎや飲酒、ストレス、運動不足など生活習慣に関係した環境因子や、遺伝が関係しているのは確かです。

②二次性高血圧

腎臓や副腎の病気や、薬によって起こる高血圧です。これは原因となっている病気を治療したり薬をやめたりすると治ります。

高血圧を放置すると危険です。

自覚症状はほとんどありませんが、わずかな兆候として頭痛や耳鳴り、めまい、しびれ、を感じることがあります。

またこれに加え、むくみ、呼吸困難、動悸などの症状も出てくる場合があります。これは高血圧の症状としてではなく、高血圧によって起きた病気による症状なのです。

高血圧が長期間続くと動脈硬化が進んでいきます。動脈の弾力はなくなりカチカチに硬くなります。その結果血管の内側が狭くなり血液の流れが悪くなって、いろんな病気を引き起こします。

脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患

労働省の調査によると血圧が高ければ高い人ほど脳血管疾患で死亡する危険度が高くなります。

高血圧が続くと、脳動脈硬化が進んで、脳梗塞や脳出血が起こりやすくなります。

脳梗塞や脳出血の場合、頭痛やめまい、呂律困難、物をつかみにくい、嘔吐、しびれなどの症状がでます。しかし急激に症状が進行したり、突然現れたります。

場合によっては倒れて意識がなくなったり呼吸がおかしくなったりし、命に係わることも。

心筋梗塞、狭心症、心不全などの心疾患

  • 心筋梗塞:動脈硬化によって心臓に血液を送っている冠状動脈の狭窄や血栓による閉塞があり血が流れなくなり、その先にある心臓の細胞が壊死してしまいます。
  • 狭心症:動脈硬化によって血管が狭くなり、血の流れが悪くなります。そのため心臓に必要な酸素や栄養がいきわたりにくくなります。
  • 心不全:動脈硬化によって硬くなった血管に血液を送りこむのは大変で、心臓はより強い力で送り出そうとします。そのため心臓の壁が厚くなり(心肥大)、次第に心臓の機能は低下し心不全をおこします。

心疾患においては、動悸、胸痛、呼吸困難、などの症状主に出現します。心不全ではむくみも出てきます。日本の死亡原因の2位、3位を占めている心疾患と、脳血管疾患は高血圧が引き金となっている場合もあります。

高血圧で頭痛やめまい、動悸や胸痛、呼吸困難などの症状が現れると、そういった合併症がおこっているのかもしれません。

高血圧は放置せずに医師と相談しきちんとコントロールしていくことが大切です。

低血圧

2c3a

出典:https://www.ishamachi.com/
低血圧は何らかの原因によって血圧が低下した状態の事をいいます。

WHOでは収縮期血圧が100mmHg以下、拡張期血圧60mmHg以下で低血圧としています。

①本態性低血圧

はっきりとした原因がわからない低血圧のこと。

自覚症状が無い場合もありますが、めまい、動悸、冷え症、肩こり、食欲不振など訴える方が多く、寝起きが悪い、朝に弱いという方、やせ型の若い女性に比較的多い低血圧です。

②起立性低血圧

寝ていて急に起き上がったり、座っていて急に立ち上がったりする時に血圧が下がり、めまいやふらつき、動悸、目のかすみになどが現れ、時には失神することもあります。

急に起き上がることによって、心臓に戻る血流量が減少し、血圧をコントロールする器官の刺激も低下し血圧が下がるのです。通常なら交感神経が働いて調整してくれるのですが、何らかの原因でコントロールできず、低血圧になります。

③二次性低血圧症

心臓や腎臓、脳神経の病気や外傷、多量の出血、貧血、薬などが原因とる低血圧。原因となる病気を治療や薬の中止などをすると治ります。

急激に発症したものはショック状態に陥ったり、意識障害などもおこります。

主にめまいや立ちくらみ、動悸、などの症状が現れます。

貧血がひどい場合は顔などの血色が悪くなります。また、酸素が全身に行きわたりにくくなり酸欠状態になります。そのため呼吸困難や頭痛、動悸、めまいなどの症状も出てきます。

低血圧に関しては高血圧ほど体に及ぼす影響は重要視されておらず、二次性低血圧症以外の慢性的なものに関しては治療しない場合がほとんどです。

動悸に頭痛。よくある症状ですね。長年おつきあいしている方もいらっしゃるのでは?

また、急にそういった症状が出てきた方もいるかもしれません。心配ですね。こういった症状、なにか奥に隠れているかもしれません。

まずは一度血圧を測ってみてはいかがでしょうか。特に高血圧には注意です。病院で相談してみてください。

普段から血圧を測定して記録しておくのもいいかもしれませんね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

この記事が少しでに役に立ったら拡散お願い致します。



この記事を読んだ方は以下の記事も読んでいます

コメントを残す