認知症の4つの種類と割合!症状の特徴と原因や大きな違いは?

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認知症と聞くと1つの病気と思っていませんか?実は、認知症には細かく分けるといくつかの種類があります。認知症の種類によって発症する原因や症状などさまざまなことが違います。

ここでは、認知症の種類の中で代表的な4種類の認知症の原因や症状の特徴など詳しく解説していきます。

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認知症で代表的な4つの種類とは?

認知症で代表的な4つの種類とは?

認知症は細かく分けるといくつかの種類に分けることが出来ます。

ただ、認知症で良く発生するのは4種類です。ここでは、認知症の種類の中でも代表的な4種類の認知症をご紹介します。

アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症は、認知症の種類の中で最も多く発症します。

男女ともに発症しますが、女性の方が多く発症します。発症するまでの潜伏期間が長く、発症後時間をかけて症状が悪化していきます。

他の認知症に比べると増加傾向にある認知症です。

脳血管性認知症

脳血管性認知症は、生活習慣が大きく関係している認知症です。

女性よりも男性の方が発症することが多く、他の認知症とは違い、脳の疾患や外傷の影響によって発症する二次性認知症です。

レビー小体型認知症

レビー小体型認知症は、生真面目な人ほど発症しやすい認知症です。

男性の方が多く発症し、女性の2倍の発症率があります。この認知症は、初期のころから幻覚や錯覚を引き起こし、診断するのが難しい認知症です。

前頭側頭型認知症

前頭側頭型認知症は、脳の前頭葉や側頭葉前部が委縮することによって発症します。

初老のころに発症しやすく、他の認知症と比べると症状の進行が緩やかで10年以上かけて症状が進むことが多いです。



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4種類の認知症を発症する割合は?

4種類の認知症を発症する割合は?

認知症の中でも代表的な4つの種類の認知症は分かっていただけましたか?

この4種類の認知症は、同じ割合でなると思うかもしれませんがそうではありません。ここでは、どのような割合で4種類の認知症を発症するのか見てみましょう。

アルツハイマー型認知症の割合

アルツハイマー型認知症の割合は、認知症全体の55%を占めており、他の認知症の中でも最も多くの方が発症する認知症です。

レビー小体型認知症の割合

レビー小体型認知症の割合は、認知症全体の15%を占めており、アルツハイマー型認知症の次に多く発症する認知症です。

脳血管性認知症の割合

脳血管性認知症の割合は、認知症全体の10%を占めており、アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症の次に多く発症する認知症です。

前頭側頭型認知症の割合

前頭側頭型認知症の割合は、認知症全体の2.5%と4種類の認知症の中では発症するのが最も少ない認知症です。

残りの17.5%が他の種類の認知症を発症する割合です。

認知症を発症する割合の多い、アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症・脳血管性認知症を合わせて「三大認知症」と呼んだりします。

ただし、認知症は1種類だけを発症する場合もありますが、2種類発症する「複合型」もあるため、その場合認知症を発症する割合も変わってきます。

4つの認知症を発症する原因や症状の特徴は?

4つの認知症を発症する原因や症状の特徴は?

一言で認知症といっても認知症を発症する原因も症状も違います。

認知症の中で代表的な4種類の認知症は、どのような原因で発症し、どんな症状が出るのでしょう。

ここでは、4種類の認知症を発症する原因と症状について詳しく見てみましょう。

アルツハイマー型認知症の原因と症状

アルツハイマー型認知症を発症する原因

アルツハイマー型認知症を発症する原因は、脳にアミロイドベータというタンパク質が溜まることによって神経細胞が壊れ、脳が委縮することが原因です。

アミロイドベータというタンパク質がなぜ溜まるのかはまだ不明です。

アルツハイマー型認知症を発症する原因には、年齢や遺伝が大きく関係していますが、それ以外にも糖尿病や高血圧など生活習慣病が関係していることもあります。

アルツハイマー型認知症の症状

アルツハイマー型認知症の症状として良く見られるのは「記憶障害」です。物忘れとも似ていますが、アルツハイマーの場合体験したこと自体を記憶できないので思い出すことが出来ません。

また、判断力の低下も良く見られる症状です。例えば、アルツハイマーを発症した方が掃除をすると掃除の仕方が分からなかったり、ごみを判断できなくなり部屋が散らかった状態になります。

それ以外にも日付や場所などが分からなくなる見当識障害が症状として出ます。

また、「物盗られ妄想」や「介護拒否」などの心理症状や、ふらふらと外へ出ていく「徘徊」もアルツハイマー型認知症で現れる症状です。

脳血管性認知症の原因と症状

脳血管性認知症を発症する原因

脳血管性認知症を発症する原因は、脳梗塞や脳出血など脳の病気になることで、脳の血管が詰まっている場所が増えたり、大きくなったりすることで徐々に脳の機能が低下して認知症になります。

脳梗塞などは脳の血管障害によって起こり、その血管障害は生活習慣病が原因で起こります。また、脳血管性認知症はアルツハイマー型認知症とともに発症することがあります。

脳血管性認知症の症状

脳血管性認知症の症状としてよく見られるのは「まだら認知症」です。

まだら認知症とは、脳梗塞などの病気によって正常に機能している部分と機能が低下している部分があり、アルツハイマーと同様に記憶障害があっても判断力の低下は見られないなどと、まだらに症状が現れる認知症のことです。

また、感情がコントロールできなくなるため急に怒り出したりすることもあります。それ以外にも「うつ」になりやすく表情がなくなったり、脳の血管障害によって服の前後など認識できなくなり、逆さまに着たりするなどさまざまな症状が現れます。

脳血管性認知症の方は、脳梗塞などを再発すると急に症状が悪化してしまうことがあり注意が必要です。

レビー小体型認知症の原因と症状

レビー小体型認知症の原因

レビー小体型認知症を発症する原因は、レビー小体というタンパク質が脳の中に溜まることによって、脳の萎縮が起きることが原因で、レビー小体型認知所の症状が出る前から脳に異変が起きていることが多いです。

このレビー小体というタンパク質は、パーキンソン病の原因にもなるもので、認知症をともなうパーキンソン病はレビー小体型認知症です。

ただ、このレビー小体というタンパク質がなぜ溜まるのかはまだ不明なままです。

レビー小体型認知症の症状

レビー小体型認知症の症状で良く見られるのは、幻覚や錯覚などです。認知症の症状だと記憶障害などをイメージしますが、レビー小体型の場合記憶障害よりも幻覚や錯覚などの症状が先にみられます。

この幻覚や錯覚はレビー小体型認知症を発症した当初よりみられる症状です。

それ以外にも誤認妄想という症状が見られたり、パーキンソン病と似た様な症状が出ることもあります。

また、発症した初期のころとからうつの様な症状が見られたり、寝ているときに暴れたりするレム睡眠行動障害がみられることもあります。

アルツハイマーは徐々に症状が進行していきますが、レビー小体型認知症の場合は頭がしっかりしている時とそうでない時を繰り返しながら進行していきます。

前頭側頭型認知症の原因と症状

前頭側頭型認知症の原因

前頭側頭型認知症を発症する原因は、脳の前頭葉と側頭葉が病気などによって委縮することが原因で認知症になります。

前頭葉は物を考えたりするための大事な場所で、側頭葉は言葉を理解したり記憶したりする場所で、発症すると常識はずれな行動をしてしまうようになります。

また、前頭側頭型認知症は若い人でも発症する認知症です。

前頭側頭葉変性症の1つで、ピック病や前頭葉変性症などの病気が前頭側頭型認知症の中に含まれます。

前頭側頭型認知症の症状

前頭側頭型認知症の症状としてよく見られるのは異常行動です。

例えば、同じ行動を繰り返したり、異常な食生活をするようになります。手を叩き続けたり、食欲旺盛になったりするため体調を崩したりする可能性があるので注意が必要です。

それ以外にも集中力がなくなったり、自発性がなくなったりもします。また、言葉がなかなか出てこなくなり、相手が言った言葉をそのまま返すようになったりします。

そして、ルールを無視して自分勝手な行動をとるようになり、注意されると怒り出し暴力を振るったりするようにもなります。

4つの認知症の違いって何?

4つの認知症の違いって何?

認知症の中で代表的な4種類の認知症について詳しく説明しましたが、どのように違うのか良く分からないという方もいると思います。

ここでは、4つの認知症の違いを分かりやすくご紹介していきます。

アルツハイマー型認知症

【原因】

  • アミロイドベータによる脳の萎縮
  • 加齢や遺伝によって発症することもある

【特徴】

  • すべての認知症の中で多くの方が発症する
  • 症状がゆっくりと進行していく
  • 若い方でも発症する

【症状】

  • 発症した方の症状で多く見られるのは「記憶障害」
  • 見当識障害や判断力の低下
  • 物盗られ妄想や介護拒否、徘徊などの症状も見られる

脳血管性認知症

【原因】

  • 脳梗塞など脳の病気が原因で発症する

【特徴】

  • 脳の病気が元で急に認知症になる
  • 生活習慣病が大きく関係している
  • 男性に起こりやすい認知症
  • 病気の再発で認知症が悪化する

【症状】

  • 良く見られる症状はうつ病、感情失禁、尿失禁です。
  • 症状が進む時期と安定する時期が交互に起こる
  • 他の認知症と違い自覚症状がある

レビー小体型認知症

【原因】

  • レビー小体によって神経細胞が変形して死滅することで発症する

【特徴】

  • 「通常型」と「純粋型」の2つのタイプが存在する
  • 「純粋型」は男性に多く、40代以下でも発症する

【症状】

  • 初期から良く見られる症状は、幻覚と錯覚です。
  • 進行すると運動神経症状や自律神経症状が現れる
  • パーキンソン症状が出る
  • 初期は、症状を自覚している

前頭側頭型認知症

【原因】

  • 脳の前頭葉と側頭葉が委縮することで発症する

【特徴】

  • 40~64歳以下で発症する
  • ピック病、失語症候群、認知症候群などの病気が含まれる

【症状】

  • 良く見られる症状は、「食行異常」「常同行動」「模倣行為」です。
  • 盗癖や他者への無関心、言語理解の低下なども見られる
  • 注意されると暴力的になることもある
  • 脳の障害を受ける場所によって症状が異なる
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