なぜ認知症は初期に怒りっぽい症状が出てしまうのか?

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認知症そのものは病名ではありません。

風邪などと同じく、いくつかの症状の集まりのことをいいます。原因は複数あり、脳血管障害、アルツハイマー、アルコール、レヴィ―小体型などです。初期症状として、目的の無い行動が目立つ。同じことを何度も繰り返す。

いつもしていることが出来なくなる。予定に対する不安が強くなり「こうするんでしたっけ?」「どっちでしたっけ?」など、の質問をすることが多くなる。

また、不眠や過眠などもみられ、生活リズムが狂うこともあります。

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認知症における怒りっぽいとは

認知症になると怒りっぽくなることがあります。これは、「易怒性」と呼ばれている症状です。もしかしたら認知症かも、と気づくきっかけにもなります。

家族が「最近なんだか怒りっぽくなった」と感じるのです。アルツハイマー病の場合は、こういった人格の変化が物忘れよりも2~3年前に表れることもあります。



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なぜ初期症状として易怒性が表れるのか

感情が抑えられなくなった

通常は日常の些細なイライラすることは理性で抑え生活しています。

しかし、認知症になると、感情の抑えがきかなくなり、すぐに怒り出してしまうのです。

わからないことが多い不安から

認知症の初期でまだ誰も気づいていない段階でも、本人は「何かおかしいな」と感じています。

いままでできていたことが出来なくなったり、ちょっとしたことを忘れてしまったり、いろいろなことに過敏になっているのです。

そして、周囲にそのことを指摘される、またはされそうになると焦ります。その不安から怒り出すこともあります。

アルツハイマー型、レヴィ―小体型の認知症である

脳が委縮することにより、機能低下を引き起こすことで易怒性が表れます。感情のコントロールをつかさどる前頭葉が委縮すると怒りっぽくなり、感情のコントロールが効かなくなるのです。

また、レヴィ―小体型では幻覚や幻聴を引き起こすこともある為、その幻覚・幻聴に反応し、興奮することもあります。

怒りっぽくなった時の対応は?

行動を無理に止めると余計に興奮することがあります。周囲の安全に配慮し、行動を見守ります。存在を否定するような発言は、敏感になっている認知症患者にとって、興奮する要因にもなるため、肯定も否定もせず、存在を受け入れることが重要です。

そして、ゆっくりと話をきくことが必要となります。

対応する介護人は、自分が怒らないように気を付けなければなりません。怒りに怒りで対応すると、余計に症状が悪化する場合があります。一度興奮すると抑えることが難し成なるため、怒りそうななった時に、話題を変える・場所を変えるなどをして、感情をコントロールすることも効果的です。

いずれにしても、この怒りは認知症の症状である、と周囲が理解することが対応するときの心構えとして必要です。

まとめ

認知症の初期に怒りっぽくなることは、疾患によるものや、不安からくるもの、本人も周囲もまだ認知症であると気づいていないことも原因となります。もともとの性格だから、年を取って頑固になったと片づけられてしまうと、症状は悪化する一方です。

自分の何かか変わっていしまった漠然とした、不安を抱えていることはとても辛いと思います。正しい接し方や、薬でコントロールすることで、症状が緩和されることもあるため、早期に対策を練ることが必要ですが、そのためには本人と家族がまずは、認知症である事実を受け入れることが重要です。

また、家族と本人が少し離れる時間を作ることも大切です。サービスなどを賢く利用し、介護による共倒れがないように、周囲のサポートも重要なカギとなると考えられます。

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