咳喘息は人から人へうつらない理由を解説します

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電車の車内など公共の場所で激しい咳をしている人を見かけるとー音を聞くと、と言った方が正確ですがーちょっと身構えてしまうことがあります。風邪だったとしても「うつりたくない」という気持ちが身体を固めてしまうようです。

咳をしている人が、風邪なのか喘息なのか、あるいは何か感染性の病気なのかわからないだけに不安はつのります。当然、風邪やウイルス性の病気はうつる可能性が捨てきれませんが、では咳喘息もうつるのでしょうか。

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咳喘息は人から人へうつらない理由

咳喘息は人から人へうつらない理由

答えから言えば、咳喘息は人にうつりません。

風邪の原因は、ほとんどがウイルスです。鼻や喉の粘膜を通してウイルスが体内に入り込み、そのときの身体の免疫力がウイルスに対抗できないと、身体の反応=風邪の諸症状が起こります。

一方、お子さんに多い小児喘息も含め、一般的に「喘息」と言われる症状は、アレルギーが要因となっていることが多く、アレルゲンが身体に入り込むことで免疫反応が起こり、気管支が細くなって呼吸が苦しくなり、咳や呼吸困難が引き起こされるのです。

これに対し「咳喘息」はアレルゲンが直接的な原因ではありません。気管支ではなく気道が炎症を起こして狭くなり、外的刺激に過敏に、かつ過剰に反応を起こすことで咳が誘発されるのです。

気管支喘息のように呼吸が苦しくなることはなく、風邪のように発熱のような咳以外の症状はでません。つまり、喘息は風邪のようにウイルスが原因ではないので、感染が起こらないのです。



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風邪から席喘息に移行するケース

風邪から席喘息に移行するケース

ただし、咳喘息になるきっかけは風邪であることが多いので、「うつった」と誤解されるのかもしれません。風邪が治りきれないと思っていたら咳喘息になっていた、というケースです。

このような場合、本人も気づかないうちに風邪が咳喘息に移行しているわけですが、風邪は人にうつります。咳という症状はほぼ同じなので、いつまでが風邪でどこからが咳喘息なのかわかりづらいのです。

例えば、Aさんは風邪が長引いて1か月以上咳が止まらなかったので病院にいったら咳喘息と診断されました。Aさんが風邪で鼻水をたらしつつ咳をしていたときに会ったBさんは、1週間ほどして風邪の症状が出始めました。

Bさんは、Aさんの風邪がうつったと思っていましたが、当のAさんから「咳喘息になっていた」と聞かされたら、どう思うでしょう?「じゃあ、風邪じゃなくて喘息がうつってるかも」と不安になるかもしれません。

実際には、咳喘息がうつることはありませんが、Bさんが風邪をこじらして咳喘息になる可能性はあるのです。ここが、やっかいな点ですが、あくまでもAさんの喘息がBさんにうつったのではなく、BさんもAさん同様に風邪がきちんと治らずに咳喘息になる可能性があるのです。

逆に、咳喘息だと思っていたら単なる風邪だった…ということもあるかもしれません。いずれにしても、風邪の段階で人にうつさない(広めない)、人からうつらない(拾わない)ようにしましょう。

咳が出ているときは、マスクの着用をお勧めします。風邪であれば、風邪をうつさないために有効ですし、咳喘息であれば、外的刺激の侵入を防げるので症状を抑えることもできます。

マスクをすることで、口と鼻の湿度と温度を一定に保てるので、室内外の温度差による刺激も緩和できます。その上で、咳喘息の原因となっている外的刺激を極力減らすようにしましょう。

きちんと掃除をしてハウスダストやダニなどを除去し、喫煙、飲酒、ストレス、アレルギー物質などを控えることは効果的です。タバコやアレルギー物質は粘膜を刺激してしまい、アルコールは気道を狭め、ストレスは免疫力を低下させてしまうからです。

補足

最後に補足ですが、「うつる」ことはなくても体質が「遺伝」することはあります。咳喘息は身体のアレルギー反応ですので、アレルギー体質が遺伝している場合、同じような反応を示すことがあるのです。

親が喘息持ちの場合、子供も同様に気管支喘息になる可能性があるということです。また、家族が同じ生活環境で暮らすうちに、同じ原因で咳喘息を起こすこともあるでしょう。

家族が風邪から咳喘息になってしまった場合には、生活環境を見直し、原因と思われる点を改善し、早く治るように、そして他の家族が咳喘息にならないように注意しましょう。

とにかく、風邪は長引くと咳喘息になる可能性があると理解した上で、咳喘息にならないように注意し、それでも咳喘息になってしまったら、早く完治させるのが最善の策です。

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