脳出血の回復過程とは?回復期間はどれくらいかかるの?

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脳出血を起こした場合に一番残りやすい後遺症は、手足の片麻痺という障害です。しかし、このような脳出血における麻痺などの後遺症が残ってしまった場合でも治らないということではありません。

では、脳出血の後遺症の回復過程や回復期間は、どれくらいかかるのかなどについてご説明します。

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脳出血の回復期間

脳出血の回復期間

脳出血の場合の後遺症でてきた麻痺が回復する期間としては、4ヶ月から6ヶ月程だといわれています。3ヶ月目ぐらいまでは急速に回復するのですが、その後の4ヶ月から6ヶ月程を境として回復のスピードは徐々に鈍くなって半年から1年ぐらいが経つ頃には、状態がほぼ固定化していくのです。



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リハビリテーションを行なうのに適した期間

特に回復期である4ヶ月から6ヶ月の間は、リハビリテーションを行い集中的に身体機能を回復するのに最適なのです。回復期のリハビリテーション病院などでは、症状が固定化するまでのこの期間に集中的にリハビリを組み込んでいます。

そして、この期間を過ぎると維時期と言ってリハビリで再獲得した機能が、また悪い状態にもどらないように維持したり、さらに向上させていけるようなリハビリなどを実施します。この期間にはデイサービスである通所介護やデイケアの通所リハビリ、そして家庭においてもリハビリを日常生活のなかで取り組むようにします。

回復過程の個人差

運動麻痺の場合には、回復過程にかなり個人差があります。それは年齢や脳の障害部位とその大きさ、そして意識障害の有無に関係しています。

運動麻痺の回復では、発症から2ヶ月から3ヶ月あたりが一般的にはピークと言われています。その後は緩やかに回復して行き、6ヶ月から1年が発症から過ぎるとほぼ打ち切りの状態のプラトーと呼ばれる時期になります。手足などの麻痺がなお6ヶ月を過ぎた時点でも残っているよう場合には、そのような状態から完治するということはほぼ不可能だといわれています。

しかし、麻痺が発症早期から軽い状態で、ある程度手足などを動かせる人であれば、麻痺は日常生活で支障なく動かせるレベルまで回復するといわれています。このように極早期に治療を行うことで麻痺がほとんど残らないようなケースもあります。

適切な時期に適切なリハビリ

適切な時期に適切なリハビリ

回復期を過ぎると維時期というものに入って行きますが、その時期に入ったからといってもリハビリを止めてはいけません。回復期でせっかく回復した部分の機能が、リハビリをする前の状態に戻ってしまうことになるからです。

また、不自由な要介護者を見て介護者が可哀想だと思い身の回りのことを全て行ってしまうというようなことがあると、自分の身体を要介護者は動かす機会が少なくなったり機会を失ってしまったりしてしまうことになります。そうすると回復期でかなり回復した機能も以前の悪い状態に戻ってしまうからです。

維時期のリハビリというのは、専門家である理学療法士などによるリハビリだけでなくて、日常生活動作であるご飯を食べるとかトイレをするといったようなリハビリも含まれています。リハビリをするためにデイケアやデイサービス、訪問リハビリなども支援体制としてあり、リハビリの機会は日常生活においてもさまざまなところに無数にあります。このように維時期のリハビリでは、日常生活動作で自分ができるものについては、自分で実施する事が何よりも重要になってきます。

このようなリハビリによって、どの患者もが完全に発症前の状態に戻れるというわけではありません。手足の動きが一般的に改善していく過程には共通点がありますので、様子を観察しながら訓練においては、時期に見合った内容のリハビリを行うことが大切なこととなります。脳出血の場合に身体の運動に関係する部位に障害がない場合には、出血が極めて小さいのであれば麻痺が残こらないというケースがあります。

しかし、麻痺がその時にないといっても安心はできません。1度脳卒中による脳出血を発症した方の再発リスクというのは非常に高いからです。脳出血再発予防の徹底をし、上述のように患者のリハビリの内容に合わせて、粘り強く訓練をして発症前の状態にもどれるように努めてください。

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