過食症の初期症状とは?おすすめ市販薬と何科の病院で治す?

スポンサーリンク

 

過食症になると過食衝動を自分の意志ではコントロールできなくなります。このような過食衝動が発生した時にその症状を和らげるような市販の薬はないのでしょうか。

では過食症の症状を和らげることができる市販薬があるのかなどについてご説明しますね。

スポンサーリンク

過食症とは?

過食症とは

過食症は、神経性大食症とも言われ摂食障害の一種ですが、治療期間が一般的に長くかかると言われている病気です。先述しましたが、短時間で大量の食べ物を食べ、またその後に食べた物を嘔吐したり下剤を使用して排泄したりします。

そのことで、女性であれば月経異常やホルモン分泌異常が出る場合が多いので、病院では身体的な治療だけでなく、精神面での治療も必要となります。



スポンサーリンク


過食症の影響

過食症の影響

過食症を発症するとどうしても気持ちが不安定になって、うつ状態になるという精神的な面に問題が出てくます。そして、過食を繰り返すと食欲を抑えられない自分を責めて、自傷行為や犯罪、暴力などに発展することもあります。

また、身体面にも影響が出て食道が嘔吐を繰り返すために荒れ、切れたりすることもあるのです。そして、過食を続けることで肥満となって糖尿病や脂肪肝を発症します。

さらに、長期化すると不整脈が起きたりして心臓に負担がかかります。というのも、腸液や胃酸に含まれるカリウムイオンや塩化物イオンが下剤や嘔吐によって多量に排出されてしまいます。

そのことで水素イオン濃度や血中電解質などのバランスが崩れてしまい、結局心臓に負担がかかるからなのです。

過食症の初期症状とは

過食症と診断される症状には以下のような特徴があるのです。

①過食

過食

異常な程に食べるのですが、食事時間でもないような時間帯の2時間程の間に、明らかに異常なほど食べるのです。食べ物を詰め込むような食べ方で、家族に隠れてまで時には食べる場合がみられます。

その様子は、自分で食欲が制御できなくなっている状態で、本当は自分自身も食べると良くない事が頭では分かっているのですが、それを抑える事ができないのです。

②代償行動

代償行動

過食症に陥っている方は、過食したことを後悔して代償しようとするのですが、それが不適切な方法になってしまいがちです。

痩せたいという思いが強いために、過食をした後に強い後悔に襲われるのです。そして、何とか自分がした過食をなかったことにしたいと考え、代償としての行動を起こします。

その代償行動としては、食べた物を無理矢理吐こうとする行為の自己誘発性嘔吐があります。また、無理矢理薬で体重を落とそうとして、下剤や利尿剤などを乱用することもあります。過剰な運動や絶食をしてしまう方もいます。

これらの行動は、長期的にみた場合心身を酷く害する行動になってしまいます。

というのも、自己誘発性嘔吐を行なっていると胃や食道が、無理矢理吐くために傷つくのです。さらに、歯が胃酸を吐き続けていると胃酸によって溶けることもあります。そして、胃酸を吐き続けることで体内の電解質バランスが崩れるのです。

また、利尿剤や下剤を乱用すると同様に電解質のバランスが崩れて、脱水状態になる可能性も出できます。

反動で極端な絶食や運動をするのですが、その行為が食欲を一層高めてしまい食欲のコントロールができなくなるのです。そして、過食すると代償行動をとりまた過食するという悪循環を繰り返すことになります。

③週1回以上の頻度で、過食と不適切な代償行動を繰り返す

週1回以上の頻度で、過食と不適切な代償行動を繰り返す

3か月間に渡って過食と不適切な代償行動を平均して週1回は少なくとも起こしているということです。このような過食と代償行動の悪循環を繰り返していることが、診断の目安です。

例えば、過食と代償行動が1回だけなのであれば、精神状態が一時的に悪化しただけで病気ではないと考えられます。

多くの場合は、ストレスを感じてイライラした時などに過食をしたくなって、食欲がコントロール不能となります。また、その反面太ることに恐怖を感じています。

そして、不適切な代償行動を繰り返すと精神的にも身体的にも大きな影響を受けて、腎機能障害やホルモンの分泌異常、月経異常を起こします。さらに精神疾患にもなり情緒不安定な状態となるのです。

このような過食症などの摂食障害にかかると、これは気持ちの問題だからしばらく様子をみようなどと考えたりしてはいけません。

行動に疑問がある場合には、医師の診察を受けて適切に治療していく必要があります。また、放置されている期間が発症してから長くなるほど治りにくくなります。もし過食症が疑われるような場合には、早めに病院を受診する事が重要なのです。

過食症に処方される薬の種類

過食症に処方される薬の種類

過食症の過食衝動や過食嘔吐を止めることのできる薬、特に市販薬は残念ながらないのです。でも精神的、身体的な合併症に対して、その症状を緩和する薬というのはありますよ。

例えば、病院の治療として過食症ではどのような薬物療法が実施されているのでしょうか?

不安焦燥や抑うつ症状などに対しての薬物投与

過食症の場合には、完璧主義や自己評価の低さから来る精神的、心理的ストレスがあります。

それらを根治するために心理療法が行われますが、その時の対人関係療法や認知行動療法などの精神疾患の治療の際に用いられる薬です。

身体的な合併症に対しての症状に応じた薬物療法

過食したり自己誘発性の嘔吐や下剤の乱用などがあるために低カリウム血症などの電解質異常を起こします。

さらに腸内環境の悪化、栄養障害、低血糖症や内臓機能の低下、月経不順などのさまざまな悪い身体症状となります。これらの治療の際に用いられる薬は、対処療法的に使用されます。

精神的な治療薬では

精神的な治療薬では

過食症に対して現在、効果が認められている抗うつ薬は、イミプラミン、デシプラミン、フェネルジン、SSRIですが、特に過食衝動を軽減させる効果があるとされているのはSSRIです。

イミプラミンやデシプラミンは、三環系抗うつ薬で、ノルアドレナリンやセロトニンの再取り込みを阻害できます。SSRIは、選択的セロトニン再取り込みの阻害薬です。

また、フェネルジンは、モノアミン酸化酵素阻害薬でフェニルエチルアミン類の酸化的脱アミノ化や3種の生体アミンなどを阻害でき、他の抗うつ剤が効かないような場合に使用します。

過食症患者でのうつ病の発病率は46%から63%で、一般でのうつ病を経験した方の割合が33%から16%ですので、それに比べても高いために抗うつ薬が処方されることが多いのです。

また、抗うつ薬のほかには、気分調整薬や抗精神病薬、抗不安薬も処方されることがあるのですが、薬を自殺目的で過量服薬するケースもあるので注意しなければなりません。

身体的な治療薬として

身体的な治療薬として

身体的な合併症に応じては、次のような薬剤が用いられます。

胃排出能改善薬として、胃の吐き気や不快感、嘔吐を軽減して、胃から腸へ食物を送り出す働きを促す薬剤です。

緩下剤は、穏やかな効果で不規則な食生活による便秘を改善します。
カリウム剤は、低カリウム血症がある場合です。

胃腸薬は、過食嘔吐などによる胃炎の緩和のために用います。

カルシウム製剤は、過食症によって栄養不良が長引いたりすると起こる骨粗しょう症の予防や改善に使用します。

ビタミン剤や鉄剤は、栄養不足の解消と鉄欠乏症や副腎疲労を改善します。

ホルモン剤は、主に女性の患者の無月経や月経異常に対して用いられホルモン補充治療は産婦人科で実施されます。

漢方薬

漢方薬

過食症に処方される漢方薬としては、防風通聖散・ぼうふうつうしょうさんや抑肝散・よくかんさん、大柴胡湯・だいさいことう、加味逍遥散・かみしょうようさん・柴胡加竜骨牡蛎湯・さいこかりゅうこつぼれいとう等があります。

今のところ過食症そのものに効果があるとされる薬は、上述しましたがありません。でも、摂食障害の場合には、重症化すると死に至ることもあるために精神的、身体的な合併症に対しては、少しでも症状を和らげる薬物は処方されるのです。

ただ、薬物の摂取や断薬は自己の判断で勝手にするのは大変危険ですので、医師の処方を必ず守って行ないましょう。

過食症の治療

過食症の治療

週に2回以上過食をし嘔吐などもある場合や3ヶ月以上そのような状態が続く場合には、過食症の可能性があります。このような場合には、家族や友人などに相談して医師の診療を受けることをお勧めします。

というのも友人や家族の場合には、関係が近すぎて反発することがあるからです。その点第三者である医師には返って相談しやすいからなのです。

過食症は何科で治療をするのがいいのか

過食症は何科で治療をするのがいいのか

もし過食症の疑いがあった場合には、精神科に相談しましょう。心の治療を実施することで、過食症となっている原因から改善することができるからなのです。

過食症に陥るのは、自己否定や完璧主義、ストレス等から引き起こされていることが多いのですが、このような気持ちを抑制できないとまた過食症が再発してしまうからなのです。

精神科で、考え方や行動パターン、気持ちの捉え方などを見直して、過食症を根本から治療する必要があるのです。

心療内科もあるのですが、この科の場合には内科扱いとなるので、ストレスから引き起こされた胃潰瘍や気管支ぜんそく等の身体の病気の場合に主に受診します。

過食症の場合には、精神的な気持ちから主に引き起こされる病気ですので精神科の方が適しているのです。ただ、過食症が進行した場合に不整脈や糖尿病等を発症すると、他の科との協力体制で治療を進める必要が出てきますよ。

もし低血糖症であれば栄養療法によって、問題の体調不良が改善されて過食嘔吐が減る場合もあります。また過食症の予防として、ゆっくりと噛んで食べるという行為も重要なことです。

このように過食症は、ダイエットやストレス等の些細なことがきっかけとなって、誰にでも起こる可能性があります。

でも治療できない病気ではないですから、精神科に相談するなどして過食症だと自覚することから治療を開始してください。そうすれば、早めに治すことができますよ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

この記事が少しでに役に立ったら拡散お願い致します。



この記事を読んだ方は以下の記事も読んでいます

コメントを残す