喘息か風邪どっち?症状が類似している大人は何科の病院に行くべき?

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咳が出て風邪かなと思い薬を飲んでも咳が一向に治らないという場合があります。しかも咳が、ますます酷くなったという場合には、もしかすると咳喘息かも知れません。

このような症状が類似していて風邪か喘息がわからない時には、大人が病院に行く場合に何科に行くといいのでしょうか。

そのような点についてご説明します。

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喘息とは

喘息とは
慢性的に咳が続く場合には、呼吸器系の喘息の可能性が高いですね。症状の特徴としては、1ヶ月以上発作が継続して続き、乾いた咳が出ます。症状がひどくなると24時間咳が絶え間なく出続けるのです。その症状は、数ヶ月、数年と続くという場合もあるようです。

特に夜中や明け方に激しい乾咳が出て、喉にイガイガ感があり発熱や痰はほとんどない状態です。また呼吸困難というのもあまりなく、ただ市販の咳止めや風邪薬を飲んでも効かないですし、吐き気や胸痛、嘔吐などがあります。

ただ、咳喘息の場合には、喘息特有のゼェゼェという喘鳴音はありません。

夜中から明け方にかけての発作が起こるのは、肺が睡眠中に横になると圧力で少し小さくなることが要因です。また、夜はホルモンバランスの関係から呼吸がどうしても深く大きくなりがちで、気管支や肺に負担がかかるということも関係しています。

さらに症状が進行すると、例えばタバコの煙などの刺激や会話をしている時などに咳き込み嘔吐するという場合もあります。咳喘息になると気管支に激しい咳のために負担がかかってしまい、気管支内に炎症も起きます。

このようにして3割から4割の患者が気管支喘息となるようです。



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喘息の主な原因

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喘息などの主な原因となるものは、ハウスダストであるチリやダニなどやタバコの煙などですが、受動喫煙の場合も関係します。また花粉やPM2.5、黄砂などの大気汚染、飲酒やストレスなども要因となります。

さらに、寒暖の温度差や湿度の上昇などによっても引き起こされるという場合があります。

特に元々アレルギー体質の方達は、このような原因物質に過敏ですので喘息にかかりやすいのです。気管支内でアレルギーの炎症が起こり気道が狭くなってしまうことで、さらに刺激に対して敏感になりやすくなり咳が出やすくなります。

ストレスとの関係

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特に原因の一つとなっているストレスは喘息と深い関係があり、もし慢性的なストレスで悩まされている場合には自律神経の悪影響が心配されます。ストレスがあるとホルモンバランスが崩れて血流障害を起こしますので、血管や心臓にも負担がかかります。その結果として、さらにアレルギーになるものを誘発したりして症状も悪化するのです。

特に睡眠が十分にとれないと強いストレスを感じることになりますので、質の良い睡眠をしっかり取ることが咳喘息などの予防や治療にとっては大変重要です。

何科を受診すると良いのか

風邪の症状と気管支喘息や咳喘息、慢性気管支炎などは、発作の出方や症状などが似ているためになかなか判断が素人ではつきません。できるだけ早めに病院で診てもらいましょう。

喘息の時に受診する科は、大人と子どもでは異なります。大人の場合には呼吸器科で診察してもらった方がいいのですが、近くにない場合には内科で診てもらって下さい。

また小児や乳児の場合には小児科が良いのですが、近くにないという場合には呼吸器科に行って下さい。

喘息かどうかの診断

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喘息の診断の基準としては次のような点があり、これらの内容を満たす時には、咳喘息などと診断されます。

・風邪に8週間以内にかかっていない
・呼吸困難や喘鳴などを伴うような喘息には今までかかったことはない
・喘鳴という聴診器で聞いた場合に、呼吸にヒューヒューとかゼイゼイという音が入らない咳の状態が8週間以上続いている。
・気道が過敏な状態になっていて、気管支拡張薬などが効く場合やアレルギー物質などの咳を引き起こすものに反応して咳が出ている場合
・胸部のレントゲンを撮っても異常が見つからない状態もです。

喘息の治療

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喘息の治療法としては、予防的治療法と発作時治療法があります。

予防的治療法では、ステロイド吸入薬と抗アレルギー剤とを普段から使用することで、喘息の発作を起こしにくくするという治療法です。

現代では、喘息の治療にはステロイド吸入薬を使用するのが、一般的な治療として第一の選択肢となります。

発作時治療法では、気管支拡張剤で喘息の発作時に吸入をして気管支を広げ、呼吸を楽にさせるという治療法です。あまりにも咳がひどい場合には、咳止めも処方されることがあります。

注意したいのは、アスピリン喘息の方がいて非ステロイドの鎮痛薬であるアスピリンや解熱鎮痛剤などを使用すると、喘息などの症状を引き起こすことがあるということです。喘息を元々持っている場合には、発症しやすいのでアスピリン系の成分が入っている薬は、使用しないように注意する事が重要です。

市販の薬を購入する場合などの注意点

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喘息の方が、市販の風邪薬や咳止め薬を購入する場合には、必ず喘息患者であることを薬剤師に伝えてから市販薬を選定してもらい購入しましょう。

喘息には、アレルギー体質の方は発症するリスクが高いですし、完治させるのはなかなか困難です。ただ子どもの場合には、成長するとともに喘息の症状が軽くなったり、自然に消失したりするということが比較的多いようです。

しかし大人の喘息の場合には、残念ですが完治しにくいので長期に渡ってステロイド吸入剤や抗アレルギー剤を処方されることは必ずあります。喘息の発作が、何年か起こらないので薬を中止するということができた場合でも、再発するという可能性が喘息では高いようです。

なかなか完治するということは、難しいのがこの病気の特徴です。

ただ喘息の発作のコントロールが良くでき、体質改善やストレスケアなどもうまくいった場合には、これらの薬から一時的に離れられるということもあります。

喘息には、子どもだけでなく現在では大人もかなり罹る病気です。少しでも咳の仕方で喘息ではないかという前兆のある方は、上述した科を念のために受診して判断してもらってください。風邪かなと思っても咳が2ヶ月以上も続くという場合には、喘息の疑いがあります。早めに病院を受診して治療を開始してください。

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