大人特有の喘息症状を判別する7個のチェック項目と和らぐまでの期間

スポンサーリンク

 

子供の頃に喘息を患っている場合でも、成長すれば治ると思われていることが多いのではないでしょうか。そして、大人になるともう喘息を発症することはないと考えられがちなのです。

現在、大人になって喘息になる方が増えているのです。

では、大人が罹る特有の喘息の症状を判別することができる症状などのチェック項目や、喘息の症状が和らぐまでの期間についてご説明します。

スポンサーリンク

大人の喘息とは

大人の喘息とは
小児喘息であった方は、約半数ほどは成人前に喘息の症状は出なくなるようです。しかし、その方達の中で残りの半数の方は、大人になっても症状が残ります。また、いったん喘息が治まったようにみえても何らかのきっかけで、また喘息の症状が起きるということもあります。

それだけでなく、大人の方で小児喘息としての既往症がなかった方が成人して、後に喘息と診断されるというケースも増えています。成人の喘息として多いのは、20代から50代です。

成人喘息での怖さとして、喘息で死亡した患者の方でも亡くなる前の1年間の喘息の症状は、決して重症ではなくむしろ軽症のであったということです。このように近年では、大人の場合には重症の方でなくても、亡くなる患者が増えているということです。

喘息発作の開始から1時間以内で急死する方が、13.6%で発作後に3時間以内に亡くなる方と合わせると29%にもなるのです。



スポンサーリンク


どういう人が、大人喘息になりやすいのか

2万人規模で2010年に行われた喘息の調査では、およそ3分の2の喘息患者にはアレルギー性鼻炎や花粉症などの症状があったということです。また、アレルギー性鼻炎の3分の1の患者には、喘息の症状があることがわかりました。

というのも、花粉症は上気道のアレルギー性疾患で喘息の7割はアレルギー性の下気道の疾患なのです。気道の上下の疾患ですのでつながっていますから、それぞれの疾患が関係しています。

花粉症の時期に喘息の方が重症化することがありますし、鼻炎などのある方が喘息になった場合には悪化しやすいということになります。

大人特有の喘息症状を判別するチェック項目

大人特有の喘息症状を判別するチェック項目

診断基準は、次の7項目です。

以下の内容に該当する場合には、咳喘息と診断されます。

  1. 呼吸を聴診器で聞いてヒューヒューとかゼイゼイという音が入らないが咳が8週間以上続く。呼吸を聴診器で聞いてヒューヒューとかゼイゼイという音がするのを喘鳴と言います。
  2. 気管支拡張薬は効果がある特に上記の2点を満たす場合は、咳喘息である可能性があります。
  3. 呼吸困難や喘鳴などが起きる喘息には、今までにかかったことがな
  4. 気道が過敏な状態になっている。
  5. アレルギー物質に反応して、咳が出る
  6. 胸部レントゲンを撮っても異常はない
  7. 風邪に8週間以内には罹っていない

また、次の内容で当てはまるものがあると大人喘息の可能性がありますよ。

  • アトピー性皮膚炎や花粉症などの別のアレルギー症状がある
  • 子供の頃に小児喘息で、家族にも喘息を患っている方がいる。
  • 風邪を引いた場合などに治った後でも咳だけが残りがちで、少し運動をすると息が苦しくなり咳込んだりすることがある。
  • 寒暖の差が激しい時や季節の変わり目などで症状が出やすく、台風や梅雨の時など天気が悪くなると症状が出やすい。
  • クーラーからの冷たい風や煙草の煙などの刺激があると悪化しやすく、特に換気が悪くほこりっぽい部屋などでは症状が出やすい。
  • ストレスが仕事などで強い場合には、咳が止まらなくなる。

このような点に心当たりがある方は、注意が必要です。

軽症でも喘息の発作が起きたら救急搬送が重要

軽症でも喘息の発作が起きたら救急搬送が重要
喘息の発作が最初に起きた時が危険で、その場合にはご自分が喘息だという自覚がないことが多いからです。喘息の症状が起きても、何が自分の体に起きているのかはっきりせずに救急措置が遅れることがあります。そして最悪の状況となると搬送されたときには、命を落としたり脳が酸欠の状態となり重い障害が残ったりすることがあります。

このように、喘息としては軽症であっても急に起きた激しい発作のために亡くなるということがあるのです。喘息による死はここ10年間でかなり減ったと言われていますが、それでも年間にすると1800人弱の人が亡くなっているようです。

喘息の診断からその治療、症状が和らぐ期間

咳喘息などでは、軽い炎症が気管支に起きている場合があり、このような喘息の予備軍を放置すると喘息に移行しやすいので、きちんと治療する事が重要です。病院に行く場合には、呼吸器科かアレルギー科に行ってください。喘息は、かなり経験を積んだ医師でも診断が即座にはできない難しい病気です。

一般的な診療は、まず問診をして診察、次に血液検査や胸部のレントゲン検査や呼吸機能検査、気道可逆性試験などをその必要性に応じて実施します。医師は、これらの検査結果から喘息かどうかの判断をします。喘息の場合には、どんなタイプの喘息なのかを判断してその症状に合った薬を処方することになります。

喘息では、ステロイドの気管支だけに効く吸入薬を一般的には処方します。またその症状によっては、複数の薬を症状の強さに応じて組み合わせていきます。

通院が必要になると症状が比較的心配な方は、1週間から2週間に1回のペースで、それほどでない方は1カ月から2カ月に1回程度です。

喘息の症状に合わせてその都度受診してください。大人になって喘息になった方は、完治するということは難しくその率としては1割ぐらいです。

喘息を起こりにくくするための環境

喘息を起こりにくくするための環境
喘息にできるだけならないように、また喘息になった場合でも症状を軽減できるようにすることも大切です。

そのためには、バランスの良い食事や睡眠、また運動を積極的にして体力をつけてください。喘息が起きると咳は、体力をかなり消耗します。

また咳が続くことでろっ骨を傷つけることがありますし、筋肉痛にもなりやすいのです。

大人の方の喘息の要因としては、過労やストレスなども挙げられます。また成人喘息では、ハウスダストやカビ、ダニなどのアレルギー物質との関係が約7割を占めます。

自宅や会社などの長時間を過ごす空間は、特に換気や掃除などを徹底して喘息の元になるアレルギーの原因物質などを排除してください。特に喫煙をすると気道が過敏になり、薬の効き目も悪くなってしまいます。喘息の症状がより重くなりやすいのです。

さらに風邪などの感染症も問題で罹らないようにしないと、気管支の炎症がそれをきっかけにして悪化するということがありますので、注意してください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

この記事が少しでに役に立ったら拡散お願い致します。



この記事を読んだ方は以下の記事も読んでいます

コメントを残す